やまちゃんのおっさんぶろぐ

あくせくしなくなって来た団塊世代のおっさんの新米ブログVer.3

静岡のとろろ汁

2011年01月03日 09時22分12秒 | 静岡県

正月も2日目、暮れからの働かない日のお酒と肴にも飽きてきました。

 

暮れの30日に道の駅掛川で買ってきた上内田の自然薯でとろろ汁を作ってみました。

 

 

掛川地方では鯖でだしをとったみそ汁を使ったとろろ汁を いも汁といいます。

 

子供のころは擂り鉢に残ったいも汁をお玉でかきとるようにして最後まで食べたものです。

 

ご飯1粒も残さないように祖母や両親に躾けられた遠い昔の話です。

 

今はどうかわかりませんが、いも汁ご飯を食べた後にお茶を飲むとお腹の中で、

 

いも汁が固まってお腹をこわすと白湯を飲んだものです。

 

擂り鉢と擂粉木を用意します、この擂粉木は山椒の木で作った本物です。

 

自然薯を荒卸しにします。

 

そして山椒の擂粉木で擂り鉢が持ち上がるくらい粘りが出るよう擂ります。

 

これに鯖でだしをとったみそ汁を何回も注ぎながら、また擂り上げていきます。

 

 

相当薄くなったいも汁ですが、粘りは強いです、そして冷やご飯を用意します。

 

葱の緑が食欲をそそります、久々のとろろ汁ご飯です。

 

 

 

 

久々のとろろ汁ご飯です、またたく間にどんぶり2杯がお腹の中に入りました。

 

 

静岡には昔から東海道五三次の鞠子宿のとろろ汁が有名です。


 

今では丸子の宿・とろろ汁といい、観光バスでも全国からお客様が集まります。

 

 

 

”酒飲みにはたまにはこんな質素ないも汁がいいものです

 

 

 

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