Wake Up !

一人のヒーラーさんとの出会いから、私の世界が変わっていきました。

再会

2012-01-10 23:50:46 | 日々のつぶやき

前世繋がりという言葉を聞いた時から、以前ノワタリさんの口から幾度も前世で何度も関りのあった在った人の話を聞いた事を思い出した。

今回の私の場合も前世の魂の繋がりであるから、残っているのだと言われた。前世に遣り残した事を今世で修復しなければならないそうだ。

その言葉が正月間、頭の中で響いていた。普段であれば見もしない占いの中に「前世を見て…」と書いてあるのが目に飛び込んでいた。

占いなんて統計のパターンに入れているだけと思いながら見ていると、「あちらこちらに旅行してバタついていた空気が一段落…」と書いてあり、現在の私に当てはまっていたので占った。

それによると「前世で私は生涯に一度だけすべてを捨ててもかまわないと思う恋をして、飛び込んだ相手に相手の身勝手な裏切りがあり、ずっと心の中に悲しみを抱えたそうだ。その愛の余韻と孤独が魂の記憶として今世に持ち越した。」と書いてあった。少しフォローして又その後、違う人が現れたとは書いてあったが、相当に傷ついたらしい。

それを見た時、なぜか真夜中ではあったが大きな声をだして一人で声を出して笑ってしまった後、あの頃、私の中で少しづつずれていくのにイラついて行った事を思い出した。

そういえば、どの占い師にも「あなたは孤独です。」と言われたを思い出した。高校生の頃、よく暗い階段をコツコツと靴音を立てながら、一人暗い部屋へ帰っていくビジョンを見た。

ならば、彼はと思い、その占いでみると、「前世において出来心で不誠実な事をして、独りぼっちになり深い孤独を味わった。その記憶が残り、孤独を嫌う。」とあった。それも「後で周囲に謝罪して元の幸福を取り戻した。」と付け加えてあった。

なんとなく判るような気がする…。

妹にその占いの話をすると「分かるわ~、一度も飛び込んで行くって言う事しなかったもんね。」と言われた。

傷付くのが怖くて、いつも自分から切って愛を殺してしまっていた。

そんな日々を過ごしていたが、落ち着かずノワタリさんの後押しもあり、待っていたが一向に連絡が無いのでこちらから連絡を取りあう事となった。妹に言わせると「イラチ!」と言われてしまったが、決めると早い、連絡を取ってから翌日に逢うようにしたのもう後戻りも躊躇する間も無い。

待ち合わせ場所にいると、後ろから「全然変わらないね。すぐ分かった。」と声を掛けてきた。

振り返ると、年相応の叔父さん姿になった彼がいた。翁の面のような穏やかな顔になっていた。それから少し遅れて仲の良かった友人がやって来たが彼の方が私の記憶にある昔の顔とそう変わりなく、少し精悍な顔つきになっていた。

「相変わらず、行動が早いね。」と言われた。

「いいのか悪いのか分からないけど、走りながら考える性質で失敗も多いわね。」と答えた。

「で、どっちが振ったの?」と、又聞かれた。

返答に困っていると、「後で結論出してね。」と中の良いkに笑いながら言われた。

 逢えば、35年のブランクは飛んで行き、学生時代の話や周囲の友人、それからの事、大病や怪我の話し、子供の話し(残念ながらこれは苦手)それとこのブログに書いたような話をした。

コレストロールが高いとkが言う。「運動したら」と言うと「痩せると、評判良くないんだ。頬がこけて人相が変わるから。」と悲しいかな年相応の話題になる。

「朝は青汁とかお茶にすれば」と言うと、「食の細い人は一食抜いても辛くないけど、ちょっとね。」と言われた。かっての私ではないから本当は食は細くない。

話してみれば、学生時代の彼女と一緒になったのは少なかった。

12時半に待ち合わせ、昼食を取りながら談笑したが、私は半分も食べる事が出来なかった。

その後、コーヒーラウンジで外の景色を見ながら話し続け、薄暗くなり始めた5時を過ぎてやっと腰をあげた。「遅くなるね~。」と二人に言われたが、「3時間もあれば、大丈夫よ。」と答えた。

「また、春にみんなで集まるから、今度は来てよね。」と言われ、「ぜひ、誘ってね。」と答えた。

駐車場で分かれたが、彼らの温かい人柄は変わらず、嬉しかった。

そこで、「で、結論でた?」とまた、聞かれた。

「結論って?」「あれよ!どっちがふったか?」

 「そう、先に振ったのはワタシ、でも本当に振られたのはワタシ!」と変な答えをすると、一瞬分からんというような顔をkがした。

「ほら、あの晩の事よ。」と言うと、kが顔を崩してにやりとした。

 はいあの晩はとても辛く、一緒に泣いてもらいました。

彼らの温かさで足取りも軽くではなく、車も快走でナビによると午後9時を過ぎる頃着くと出ていたが、休憩をとっても30分速く帰宅した。

これで本当の友人関係に戻れるかしらと思い、その晩はグッスリと休んだ。

それまで色々とご迷惑を掛けて仕舞ったのワタリさんは大変心配されていたのに、連絡が遅くなり、ノワタリさんから頂いてしまった。「娘を出したような気持ちで心配していました。」と言われた。

明るく経過を伝えたが、その翌日の晩、落ち着いてみるとぽっかりと大きな穴が心の中にあいている事に気づいた。現在の彼と私の中にいた彼とは別人である事を認識し、静に喪失感だけが広がっていった。

その事をノワタリさんに伝えると、「それは分かっていました。手放しですよ。痛みを知らないといけないのですよ。これをどう乗り越える事で、あなたの愛が大きさが変わっていきますよ。又そこで何か用意されますからね。辛いでしょうからいつでも連絡くださいね。」と優しく言われた。

 

 

コメント
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