21日はどうにか過ごせたものの、22日午後から又体がきつく重い、鉛を背負っているみたいになった。おまけに風邪気味で午後に微熱が出る。
仕事を終え、早く横になったが眠る事は出来なかった。
翌23日の朝 ノワタリさんに連絡を取ると、話している内に「重い、後ろも…前もですね。」と言われ、お風呂に神棚から下げた塩、水、酒と榊を入れて全身塩で清めてゆっくり浸かった。その後で「あの~、昔のお姫様がおこそ頭巾をかぶって出てきました。綺麗な着物なのでおひめさまですかね~。30代くらいかしら」と言われる。その年ならば、奥方かもと思った。
「あの~髪型は日本髪ですか?」とお尋ねすると「いいえ、長い髪です」と言われた。
宿で汲んだ湧き水の所に「天正年間」と言う文字が浮かんだ。落城した一族の女性だろうか。
以前香港で買ったヒスイのネコも熊本のお姫様の物だった事を思い出した。(今はノワタリさんのご神前に狛犬のように飾られている)何か関係があるのかしら?
そして「それでお姫様が後姿で消えていった後、今度は黒っぽい観音様が立ち姿で出てこられて、私が『受け取りました。』と言ってるんです。今回、払い方も違ってましてね。」と言われた。
そのお姫様も気になるが、観音様は???、よく時代劇に旅姿の女性の胸元に袋に仏像を下げているが、話では私に対してらしいのだが、分からない。
ノワタリさんのお陰ですっかり楽になり、午後には外出する事ができ、夕飯に好きなレンコン団子を作ることが出来た。
それで良くなったかと言えば、今回は否であった。風邪を引いて寝込むということ等、めったに無い私が、24,25日と仕事はしたものの夕食後すぐに横になった。しかし、眠れず横になって写真を取り込んだり、ブログを書いたりして眠れない。
親しかった仲間の同窓会はこの体力では無理と金曜の午後にが掛かり、「今回は行けれないけれど、又有れば誘って欲しい。」と言って断った。
くしゃみ鼻水が出続けていたのが土曜の午後には大分楽になった。そうなると、集まりが気になった。
午後9時前、もう終わったかなと思いつつ連絡をしてくれた友人にをかけた。
まだ真っ最中で盛り上がっている風だった。数人の懐かしい声がして又、続きをするからおいでよと温かいお言葉。あり難い
そして昔私の好きだった男性に替わったみたいだったが、驚いた事に私にはその声が別人のように聞こえでしまい。「誰?誰?」と問いかけてしまった。
「ブラットピット!」と言う、しかし私は余り好きではないのでストレートに「嫌い!」と言ってしまった。その後の言葉は「振られたのは僕だよね。」と言う。それは彼しか知りえない事…
「そんな事どっちでもいいでしょ。」と答えたが、周りはみんな私が振られたと思っている。
どうも私のいない処でその話が出たみたいだった。「頭大丈夫?(髪の毛)」と言ってしまった。
もうずっと昔の事で、私の中では済んだ事だと思っていた。もう出会うことも無かろうと思っていたが、さすがに声を聞くと一瞬にその時のことが甦る。
でも何故だろう?彼の声が私の記憶と違っていた。
別れを言ったのは私、でも振られたのも私だ。
9年前にモリノスさんに「前世の記憶で幸せになってはいけないと自分に言い聞かせ、不幸な選択ばかりしてきましたね。」と言われた言葉通りだ。
昨晩は、37年前に戻ってしまい整理がついたと思っていたのがまだ引きずっている私の姿があった。今回の風邪は行かせまいとした足止めだったみたいだ。
ノワタリさんに話すと、出会うことによって解消されるのだろうと、それには今回はまだ早かったのだろうと。
「これから人生どのくらいあるか分からないが、形でなく何でも話し合え互いに必要とされる間柄になれる人が出て来るといいね。」と話した。
さあ~、明日から気分を変えてがんばろう!(こんな話をするのはちょっと恥ずかしくて気が引けた)