菊姫 山廃吟醸 Ⅱ

菊姫　山廃吟醸
改めて飲んでみました。
やはり一昨日は味が分からなかったみたいです。
山廃臭は少しあります。でも食べ物と一緒だと大丈夫。
後口は残らず、キレがよい。
山廃の酒は好きなんですが、臭いが強いと飲めなくなります。
某有名山廃酒で飲めなかったことが一度。
その酒はメーカーから交換に来ましたが、メーカーでは十分
商品になる薫りだと言われました。
交換して貰った酒は少し良くなってましたが、それでもかなりの薫り。
漬け物樽臭だとメーカーでは言ってました。
これが当社の蔵の乳酸の臭いですとも。
その後その蔵の他の山廃酒も飲んでみましたが、
薫りの強弱は別としてやはり同じ質の薫りで、妙に納得してしまいました。
それはさておき
菊姫、この蔵では吟醸以上は純米酒を造らないそうです。
純米では吟醸の味が出せないらしいです。
でも今は純米ブームです。
安いパック酒でも純米酒が売れるみたい。
純米以外は造りませんと言うメーカーと、吟醸酒はアル添しますというメーカー。
どちらも極端ですが、それぞれの思惑があってのことだと思います。
でも、私は石川の純米宣言した某メーカーの酒は飲まなくなってしまいました。
純米酒は当たり外れがあるので、ハズレだとお金の無駄ですから。
最後に純米酒ブームの火付け役だと思われる「美味しんぼ」について

　「美味しんぼ『日本酒の実力』のおかしなところ」

こんなサイトがあったのでググってみてください。