
内容(「BOOK」データベースより)
やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起。デパ地下の和菓子屋で働きはじめた。プロフェッショナルだけど個性的な同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、お客さんの謎めいた言動に振り回される、忙しくも心温まる日々。あなたも、しぶ~い日本茶と一緒にいかがですか。
「和菓子のアン」という本が面白いらしい。
娘から最初に聞いた時「我が師の恩」のパロディーかと思いました。
綺麗な外見からは予想できないやり手で中身はオヤジの店長。
スタイルが良くハンサムで和菓子の知識が豊富なオトメン店員。
女子大生で元ヤンキーのアルバイト。
面白いキャラクターばかりで物語の中に引き込まれてしまいます。
読んだら食べたくなったと言って妻と娘が上生菓子を買ってきました。

可愛かったからと言って買ってきた鯛の上生菓子。
半分食べたら甘すぎて嫌になりました。
後口も悪い。
初めて行った和菓子屋だそうです。
正月用のお茶菓子、福梅もここで買ったのですが心配です。
夜に改めていつもの和菓子屋さん。
私が食べたのはこれ。

をけらび
黒糖の香りの上品な味でした。
上生菓子はやっぱりこうでなくては。
因みに白朮火(をけらび)とは
大晦日から元旦にかけて,四条通の東のつき当たりにある八坂神社にお参りする行事を「をけらまいり」といいます。そこで「をけら火(び)」をもらって帰り,その火を種火にして正月のお雑煮を炊いて食べると,1年間病気にならないという言い伝えがあります。
和菓子の知識やデパ地下の様子なども描かれ、ストーリーと一緒に楽しめました。