塩の街 有川 浩
内容(「BOOK」データベースより)
塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だが―「世界とか、救ってみたくない?」。ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作にして、有川浩のデビュー作!番外編も完全収録。
人間が塩になってしまう。
あり得ないような設定の中であり得ないような純愛がある。
読んで良かったと思える本。
少しご都合主義な所もあるが気にしない。
読み終わった後ほのぼのと出来る所がこの作者の良い所。
そして自衛隊というのも就職先としては悪くないなと思う。
女性作家だと言うことを何時も忘れてしまうが、読んでいくと
男にはかけないなと思う。
男にはこんな漢らしい男はかけない。