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一生仮宿

直腸癌切除後の排便障害で不自由な生活を送っています。
楽しみは酒と読書。

図書室の魔法

2014-07-12 15:01:35 | 読書




ジョー・ウォルトン

本を心の底から愛したならば、本もあなたを愛してくれる―疎外感に苛まれながら、大好きな小説や秘密の魔法を心の支えとするモリ。やがて彼女は町の読書クラブに誘われ、初めて共通の話題をもつ仲間と出会う。だが母親の執拗な悪意は彼女を苦しめつづけ…。ひとりぼっちだった繊細な少女の青春を描き、本を愛し本に救われた経験をもつ多くの読者の共感を呼んだ、感動の物語。



物語のストーリーよりも中に出てくるSFの題名を楽しみました。

SFに関しては翻訳してあればほとんど家のどこかに眠っているはず。

次から次に出てくるSF小説、本気モードで読んでいた若き頃を思い出します。

このお話自体はそれなりに楽しめるかなと。

家にある本が一目で取り出せる書斎でもあれば読み返したいのですが、
ほとんどは押入れの段ボールの中。

せめて透視能力でもあれば・・・





ベヒモス

2014-07-10 12:42:17 | 読書


英国ら“ダーウィニスト”と、ドイツら“クランカー”、対立するふたつの勢力は世界大戦に突入した。英国海軍の巨大飛行獣リヴァイアサンは、親ドイツ化しつつあるオスマン帝国の皇帝を説得するためイスタンブールに赴く。だが男装の士官候補生デリンらは、そこでドイツ軍の侵攻を目撃する。いっぽう、亡きオーストリア大公の息子アレックはリヴァイアサンからの逃亡を図るが…。スチームパンク冒険譚、激動の第二部!



シリーズ第二巻。

リヴァイアサンよりよりさらに面白くなってきました。

過去の世界なのに現代より優れた技術。

歩行戦闘機、人造生物、ハードSFも面白いのですがこちらの方がわくわくします。

蒸気で動く戦闘機械と言えばサクラ大戦を思い出します。

ガンダムとは比べられない明治が舞台ならではのわくわく感。

なんとなくばかばかしいと思いながらも古い時代のゆったりさが肌に合うのでしょうか。






シュタインズゲート

2014-06-26 11:04:39 | 読書
妻が読み始めました。

何とか一巻目を読み終え二巻目に挑戦中。

今まで出版された分は全巻そろっているので全部読み終えるのはいつになることやら。

このシリーズは一巻と二巻を読めば後は読みやすくなります。

特に一巻は難物。

物語の背景説明を読んでいるだけで山場は最後だけ。

二巻目は千日手のような繰り返し。

でも面白い。

これがゲームのノベライズと聞くとゲームがしたくなってきます。

登場人物がすべて魅力的。

今まで読んだ分をすべて忘れて初めから読み通したい。

厨二病・・・乙です。





SFワールド

2014-06-09 11:17:05 | 読書
押入れの整理をすると言って昨日の午後、部屋から追い出されました。

私は埃アレルギーで酷い時は怠くて体が動かなくなるほどです。

妻が一人で押入れの奥から出してきたものはSF雑誌約20年分。

高校生の時から三十歳過ぎまでSFマガジンを毎月買ってました。

一時期、SFブームがありSFアドベンチャー、SF宝石、奇想天外など目につく雑誌もかったぱしから購入。

それぞれの別冊も律儀に購入。

処分しないので増えていくだけ、立派な押入れの肥やしになりました。

それを全部出して小さい箱に年代と雑誌別に整理。

私は隣の部屋に避難していただけ手を触れていません。

半日で終わりませんでしたが、整理した中に見つけたSFワールドと言う雑誌。

記憶にない雑誌です、でもたぶん当時のことですから全巻そろっているはず。

今から読み返す元気もないけど自分にとっては大事な宝。

整理した後はまた押入れの肥やしに戻ります。

ことSF本に関しては断捨離と言う言葉は敵です。

捨てろと言わない妻に感謝。

でも他のジャンルの本は二千冊近く涙を呑んで処分しました。

おかげでシリーズの新作が出て過去の話を読み直したいときに悲しい思いをしています。

置く場所さえあれば・・・



イノセンス

2014-06-04 11:59:52 | 読書


山田正紀 著

読む本が無くなったので読み直しました。

映画イノセンスの前章譚。

読み終わった後、家にDVDがあったはずなので見ようと思いましたが見当りません。

見つかったのは"THE LAUGHING MAN"「笑い男事件」のDVDだけ。

仕方がないので今それを見ています。

素子(少佐)の服装、ちょっと不思議。