
竹部本一郎画伯のカバーと挿絵が懐かしい。
押入れの奥にあるはずのこの本がなぜか居間に置いてありました。
妻が読もうと思って二階から降ろしてきたようです。
でもこの本はシリーズの六冊目か七冊目、最初から読まないと面白さ半減。
そしてこの辺はもうマンネリ化で飽きてくるころ。
などと言いながら話の内容は全く覚えていません。
改めて読み直そうと思ってページを開くと文字が小さい。
ルビは虫眼鏡がないと読めません。
野生動物でも独特の呼び方があって例えば、ヌマと書いて横にライオンとルビが降ってあります。
ヌマに襲われたと書いてあってもルビが読めないと何のことか?
でも本を手に取ると懐かしさでついついページをめくっています。
初版が昭和四十九年六月、定価320円。
そのころ何をしていたか考えると・・・青春まっ只中を楽しんでました・・・すぐ後に来る苦境もしらず。