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一生仮宿

直腸癌切除後の排便障害で不自由な生活を送っています。
楽しみは酒と読書。

ターザンと黄金都市

2015-06-27 14:05:25 | 読書


竹部本一郎画伯のカバーと挿絵が懐かしい。

押入れの奥にあるはずのこの本がなぜか居間に置いてありました。

妻が読もうと思って二階から降ろしてきたようです。

でもこの本はシリーズの六冊目か七冊目、最初から読まないと面白さ半減。

そしてこの辺はもうマンネリ化で飽きてくるころ。

などと言いながら話の内容は全く覚えていません。

改めて読み直そうと思ってページを開くと文字が小さい。

ルビは虫眼鏡がないと読めません。

野生動物でも独特の呼び方があって例えば、ヌマと書いて横にライオンとルビが降ってあります。

ヌマに襲われたと書いてあってもルビが読めないと何のことか?

でも本を手に取ると懐かしさでついついページをめくっています。

初版が昭和四十九年六月、定価320円。

そのころ何をしていたか考えると・・・青春まっ只中を楽しんでました・・・すぐ後に来る苦境もしらず。




あと一冊

2015-05-13 12:03:06 | 読書
昨日購入した三冊の文庫、その日に二冊読んでしまいました。

四十九日のレシピと東京バンドワゴンシリーズのフロム・ミー・トゥ・ユー。

軽い本なので集中しなくても読めます。

問題は眼、老眼がひどくなってきたようです。

昨日は特に目がかすんだので画数の多い漢字は形と文章のつながりで解読。

目を凝らして二冊読んだ所為か今朝起きると肩こりがひどい。

もう一冊は翻訳SFなので目の疲れが取れてから読もうと思っています。

それにしても翻訳SFは早川も値段が高いのですが推理創元社も同等かそれ以上。

文庫一冊で千二百円以上しました。

今月はこれで予算がないので買い納め、でも古本屋ぐらいなら行けるかな。

・・・酒をやめれば読み放題?






順列都市

2015-04-10 11:13:07 | 読書
ヴレッヴ・イーガン著

古本屋で買ってきた12冊の本の内、日本人作家の10冊はすぐ読み終わったのに順列都市上下巻が進みません。

一昨日ようやく上巻を読み終わり少し面白くなったのですが、下巻もなかなか進みません。

上巻は義務的に文字を追っていただけなので内容うろ覚え。

下巻は読んでいて面白いのですが、前の話を理解していないのでどうしてこうなったか分からない。

最近はハードSFを読むたびに歳を感じます。

下巻を飛ばし読みして、もう一度上巻から読み直そう。






本の買い出し

2015-03-24 13:05:00 | 読書
本の買い出しに行ってきました。

古本屋さんです。

12冊、レジかごが置いてあるので便利です。

12冊買って二千七百円弱、得した気分。

さっそく読み始めています、一日三冊読んでも四日間楽しめます。

これだけ本があると晩御飯を作る時間が惜しい。

話は変わりますが積雪予測のメールが入ってました。

明日の朝まで3~8センチだそうです。






vN

2015-03-12 11:41:21 | 読書


内容(「BOOK」データベースより)

5歳のエイミーはフォン・ノイマン式自己複製ヒューマノイド「vN」の子ども。vNの母親の「複成」で、人間の父親と3人で暮らしている。しかし、彼女の日常は、卒園式の日に現れたvNの「お祖母ちゃん」、ポーシャの襲撃で一変した。エイミーが母親を助けようと、ポーシャに噛みついて呑み込んだ途端、彼女の身体は急成長し、大人になったのだ…。実はエイミーたちは、vNなら必ず備わっているはずの人間を傷つけないための安全機構が壊れていた。危険なvNとして、あるいは人間の支配からvNを解き放つ鍵として、エイミーは追われることになるが…。波乱万丈のジェットコースターSF。



早川新SFシリーズ マデリン・アシュビー著

フォン・ノイマン式自己複製ヒューマノイド「vN」、自己複製するヒューマノイド。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」のレプリカントでは繁殖しないように設計してあった。

正反対の設定で興味深い。

けがも簡単に治り知能も十分ある、野放しは危険だけどそのための安全機構、ロボット三原則?

最後もご都合主義の感が否めない。

訳者あとがきにもあったがコンテナ船での戦闘シーンは押井守のイノセンス。

画像にしたらグロな場面だらけになりそう。

だらだら書いたけど一言でいうと「面白いけど不満」・・・二言になってしまった。