百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

愛媛県砥部市『板村真民記念館』さんへ行ってきました          ~ R3.3.17 のこと

2021-03-21 10:08:34 | 日記
 四国・松山市の南隣り、砥部焼で、更には 高市敦広さんとおっしゃる飼育員さんの手により、世界で初めて人工哺育で育てられた ホッキョクグマ・ピースのいる 動物園 が在ることで有名な 砥部市の、一度は行ってみたいと思っていた『板村真民記念館』さんへ行ってきました。



皆さま 一度は お目にされたことが お有りかと、『念ずれば花ひらく』という 詞章。
板村真民さんは、言わずと知れた この詩を お作りになられた 有名なお方。
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朝一の特急『しおかぜ』で 松山へ。駅前に これと言ったバスターミナルが見当たらないものですから、駅舎内にある観光案内所に行き、「マスク 外してくれないですか」とお願いしたいくらいの めっちゃ美人のお方に、

「砥部に行くには、少し離れた『松山市駅』から出る 本数の多い『伊予バス』と、この駅前から出ますが 本数の少ない『JRバス』とがあり、これがその行き帰りの時刻表です。JRバスでしたら、あと15分で到着しますよ」と、懇切丁寧に教えていただき

JRバス乗り場で待つことにしたのですが、そこで ふと思い付きました。「あの二人の美人さんの写真を撮っておこう」と。で、撮らせてもらえることとなって、ポーズも取っていただいてるのに、カメラの電池が 2個ある予備も含め 全て容量不足。吾ながら 何ちゅう不細工なことを・・・彼女たちに 深くお詫び申し上げますとともに、ここに掲載できないコトを 心底 嘆いてます。

JRバスに乗り 行き先を告げますと、運転手さんから、砥部までは片道 620円ですが、往復乗車券は 700円 という旨 告げられ、その乗車券を購入しました。出発し、しばらく経って思えてきたことは、伊予バスさんに較べ 便数がめっちゃ少ないから、こういうサービスメニューを用意されてるのかなぁ ということでした。

JRバスさんの停留所は ポツンポツンと粗いため、下車してから 1.5km ほどは 歩かないとダメでした。この程度のことなら 苦にならないどころか 大歓迎のオイラですから ともかくも、そうでないお方にとりましては 伊予バスさんのほうがイイかも です。

何でもそうなのですが、”綺麗・綺麗じゃない” とか ”上手・下手” といった観点ではなく、如何に 心が籠っているかどうかが肝心でして、そうでなくば 決して観る者の心が動くことはありません。肉筆を見れば それが良く判るのです。

それに オイラは、聖人君子然とした 一見 高尚な文言や美辞麗句ではなくて、何気なく発した感の 飾り気のない ひょうひょうとした自然体の言葉の書かれた書が好みです。

行ってイチバン嬉しかったことは、本特別展だけではなく、今まで催された総ての展覧会のチラシとポスターが、無料で戴けたことです。以下、それらや 購入した『筆の詩 墨の花』という詩墨集から、とりわけオイラの好きな作品を、数点 ピックアップさせていただきます。

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......

 H28年春には、オイラが師と仰ぎ、『真理は現実のただ中にあり』『修身教授録』は 総ての出版物の中で NO1 であろうと確信する、その本の著者『森信三』さんとの特別展が開かれていたことを知りました。これを見逃していたなんて、何という勿体ないことをしたものであります。



 なお 帰路でありますが、砥部発 12:58 分という願ってもない頃合いの JRバスがありましたから、自宅着 18時過ぎというように、実に順調に旅をこなすことができています。彼女たちのくれた時刻表のお陰かと。そして、館内で お世話して下さった 若く美しい娘さんたちも、記念館さんも 展示物も 総て 素晴らしく、でえれえええ 一日を 過ごさせてもろうたと思っています。

(これは 行く前から分かっていたことですが、『早坂暁』さんが 帰られたら 必ず寄ってらしたという 松山市内の『ことり』という うどん屋さんには、水曜が定休日のため行けなかったという 積み残しがあるにはあるのですが・・・・)
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