鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

内政不干渉の原則は強国だけの権利か?まだまだ繰り返される悲劇。

2021年08月20日 | 不合理なもの

又々、強国の干渉撤退でアフガニスタンで悲劇が繰り返された。マスゴミどもは挙って国民の悲劇ばかりを報道。

何故この悲劇に見舞われたかの原因を正しく報道して二度と世界でこんな事態が起こらないようにするか?がマスコミの役目では。

近くではヴェトナムやミヤンマーの、先ではインド独立の、世界で欧米の干渉が悲劇の原因になったのは数限りありません。

他国に対する内政不干渉は以前から守られるべき国際間の原則であったはずです。強国の前に死文化して久しいですが。

今や内政不干渉を声高に主張しているのは中国を始めとした軍事強国だけです。自分たちだけ内政干渉が許されると思っている国だけ。

特に強国の利権が絡み自己主張する発展可能な国々には謀略で持って政府転覆を図ったり、反政府ゲリラ組織をでっち上げて武器や資金援助、

をして内乱の元を作ってきました。なぜ、地球上に安定した国家が共存できないのでしょうか?それは、世界にはいまだ覇権主義国家があるからです。

以前はアメリカを始め欧米列強が世界を植民地化し、やりたい放題の強奪をやってきました。今は中共も勘違いして覇権国家になったつもりでいます。

アフガニスタンに関してはタリバンが全国を制覇したようですが、それで良いのではと私は思うのです。ヴェトナムやイラン、エチオピアの悲劇を見て来て。

世界の国にはそれまでの歴史と国情に合った国があるのです。それを欧米の民主主義が絶対だと、ローマの昔から腐敗、崩壊、独裁を繰り返してきた。

このパターンは最終的に共産主義に行き着くとしたものが、共産主義=独裁主義=崩壊で終わってしまった。次に考えたのがグローバル化でした。

これには隠れ共産主義者も同意したのか?アメリカから送り込まれた売国奴どもが頑張ってもう一歩のところまで来ています。

グローバル化は民間企業の競合の末に行き着く形と思っていたら覇権国家に乗っ取られて(合意の上でも)独裁国家に移行するのです。ああ恐ろしや!

「世界は一つ」と言うキャッチフレーズが心地よいと思っていたら、それは、人類の奴隷化に他ならなかったでは、子や孫や子孫たちに申し訳ない。

ならどうするか?第二次世界大戦後世界はどうなったか?植民地はすべて無くなった。これが答えです。

追信

何故私がアフガニスタンがタリバンが制覇したことも良いのではないか?同情的に言ったことの訳は。

昔まだアフガニスタンが王政だった頃、私のオバ(父の従妹の一人)が日本に滞在していたアフガニスタン人の貿易商と結婚しました。

一族で世界に散らばって貿易をしてアフガニスタンのために商売をしていました。王政の元では欧米列強は思惑通りにいかないと革命を先導し潰しました。

オバ・一族はアメリカに亡命して亡くなるまで亡命生活を続けていました。オバはその後「アメリカの手厚い保護を喜んでいる。」とは言っていました。

しかし、その後のアフガニスタンはロシアやアメリカにかき回されて今に至りました。こんな悲劇は終わりにしたい。私ばかりでなく、アフガニスタン人も思っています。

内政不干渉こそ民族が自決して良い国を作る為に必要なことです。自国民が良いと思う制度が出来るまで紆余曲折はありますが大きな不幸を呼ばない方法だと信じます。

自前の制度や宗教は干渉すべきではありません。大東亜戦争での大東亜共栄圏や八紘一宇の精神こそ今必要な考えと思います。(こんな事を言うとまた発狂者が出ますが)

 

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