諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

白鷺・・早春賦~#

2020-02-04 15:31:59 | 日記・エッセイ・コラム

  まだ凍(い)てし 沼に立ちこみ 白鷺は

        枯れ蓮の間(ま)に  魚影(うおかげ)を追ふ    夢蔡

 日脚は、少し伸びました。

 日差しも、少しばかり柔らかくなりました。しかし・・・・。

 裾野の奥の谷川岳から吹きこす風は、強く冷たい。

  ” 春は名のみの風の寒さや~  鶯は・・・・:*

          時にあらずと 声も立てず ”~#

 関東北隅は、「早 春 賦」([新作唱歌」大2・)そのものです。

 ~”写真は、晩秋以降に撮ったモノです。

  白鷺が、じっと見すえて,捕えたモノは、波に揺れた木の葉でした。

  この沼は、生態系が貧相になりました。

  そのイメージです。

 沼の水は、利根川水系から取り入れるのですが、途中は、

 諸々の改良工事があり、雑魚類の流れ込みは、阻害されました。

 

 

   枯れ蓮に 夕光(ゆうかげ)差して 白鷺は

          飢え満たせしや  低く飛びゆく   夢蔡 

 

           -------<了>-----

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿