本名正憲の朝イチ的ここだけ話

喋るだけでは飽き足らず…

日本的解決法

2006-12-04 21:57:45 | Weblog


ウチ独自の調査で、「対策費」を渡されたとされる県議のうち8人の実名がわかりました。先週金曜日の「イブニングニュース」ですでに報道されましたが、きょうはゴゴイチでもこの問題を久保デスクがお伝えしました。今日の放送でも言いましたが、名前が出たことでむしろ問題が矮小化してしまうことだけは避けたい。それよりも事の本質(広島県の悪しき政治風土)を徹底解明することこそがメディアの使命と心得ます。他県で相次ぐ官製談合事件だって、やはりその土地の風土と関係ないわけはないでしょう。じゃあ仮にどの県でもやってたとしたら、それは日本の政治風土ってことになるのかなあ。狭い国土で業界が生き延びていくための手段?とんでもない。

ただ僕は「白黒はっきり」ってのが性に合わない人間でして、「折り合いつける」とか「落としどころ」なんていう日本的解決法が好きなのです。今の時代はそれが失われていて逆に冷たい世の中になってるともいえる。ただ談合についていえばそれとこれとは話が違う。ルールがあるならまずそれは守らなくてはなりません。もちろんなんでもかんでもルールを設ければいいというわけではないですが。

日本的解決法は、ルール以前に適用されるものかな。個人のモラルとかマナーとか他人への思いやりなどが行動規範になっていって、お互いトラブルを未然に防いだりすることができるわけですね。それが機能しているうちは、とても良いものだと思います。世界に誇っていいとさえ思う。このことを考えるとき、いつも例えたくなる場所があります。

広島の中心部、「アンデルセン」と「デオデオ」の間の小さな小さな交差点。ここに数年前から信号機がつきました。以前は信号がなく、人も車も交通量が多い場所だったので、お互い注意しながらそこを通っていました。ところが信号ができてから逆に青信号だからって車は突っ込んでくる、でも小さな交差点だから歩行者は信号なんか守りゃしない、で車はどけどけ状態でクラクション鳴らす・・・。本当に感じ悪~い場所になってしまったのですね。

信号というルールができたとたん、ルールに触れてないので(つまり青信号だから)己の権利ばかりを主張する(オラオラどけどけ運転)。逆に少しくらいならいいだろうとルールを破る人も出てくる。もっともこの場合、ルールを破る人(つまり赤信号でも渡っちゃう歩行者や自転車)はルールが出来る前と同じ行動をとっているに過ぎないのです。すなわち周りに気をつけながら渡る、という。だったらこの信号は無くしたほうがいいんじゃないの?ってオイラは思うんですね。甘いかな~。






寒っ

2006-12-04 20:57:44 | private


暖冬なのかな、なんて思っていたら師走の声を聞いたとたん現金なもので、きっちり冷えましたな。きょうは広島市内でも最高気温が二桁ありませんでした。きょうはエアテックパンツとストレッチTシャツ、ウィンドブレーカー、ついでにトランクスと、靴下と靴以外ユニクロ総動員で通勤。どう見てもサラリーマンじゃあないです。

PCが不調になりまして、この際だからOSをWin2000にしようとインストールしたものの、やっぱりそれはそれで使い勝手が悪く、結局不満だらけのWinMEを再インストール、つまり初期化してもう一度再構築(カミさんと上の娘とオイラが共用するので)いたしました。もう絶対ぜ~ったい余計なソフトウェア入れないぞ~と心に誓うのであります。HDDが余裕たっぷりってのはなんか懐に余裕があるのと似ててリッチな気がします。