そろそろサクランボがなっているのではないかと思い、山裾野に行ってみましたがすでに鳥に食べられていました。二、三個食べましたがとても甘く美味しかった。
新しい日本人論先日先輩医師と会食をしました。彼といつも時事ニュースについての話題が多く、東西日本の震災前1年に私は「これからの日本人は絆が大切」ということを彼に説いていたところが、震災後みんなが絆を言い出したために「先生の先見の目はすごい」と震災後高い評価を受けました。そういうこともあってかまたその話になったので、「先生もっといい日本人論がありますよ」というと彼はメモ帳を取り出して、「それは何ですか!」と真剣に聞いてきた。それは「3つのさえ病に日本人はなっている」と答えました。すなわちそれは「自分さえ良ければ、お金さえあれば、そして今さえよければという三つのさえ病です」と説明しました。
それは簡単に言えば偏差値教育偏重と倫理道徳教育の放棄による人間性の喪失です。人に勝つために全能力を使う。そのためには理論偏重の左脳人間が勝利を得ることになります。というか日本人が左脳人間になってきています。自己理論が正しいとそれを押し通し、他人の言うことは聞きません。そこに右脳の働きや左右脳を統合する機能の働きは消失して有りません。病気を真に治すには統合医療が必要ですが、健全な人生を送るには統合脳の力が必要です。時間がないので飛躍しますが原発事故もがれきの問題もこの3つのさえ病が原因なのです。人のことを考えて生きていたら原発事故もがれきの問題も生じません。
高学歴の人に多い発達障害頭のが良い人にどうして発達障害があるのかと皆さんは思うでしょうが、サバン症候群やシリコンバレー症候群のように一つのことには優れているが、世の中や人間のことが分ってない人が多いのです。要するにKYです。私は多くの人が尊敬しているアインシュタインが嫌いです。アインシュタインは肉親をナチスに殺され、アメリカのルーズベルトにドイツで先に原爆が作られたら大変なことになるといって、原子爆弾を早急に作るように進言します。しかしドイツでは原爆は作られてはなく、結局日本に原爆は落とされました。ある日本人の老人が「あなたのような人がどうしてあんな恐ろしい原爆を作ったのですか」という手紙をアインシュタインに書きました。そうするとアインシュタインはその老人が書いた手紙の裏を使って「あなたなんかに私の事情は分からない」と書きなっぐってよこしてきました。しかし真の事情が分かっていなかったのはアインシュタインのほうです。ダイナマイトの事例も既にありました。知らないはずはありません。自分が正しいと思っている理論を後先を考えず突き通す。そして絶対他人の考えを取り入れず、それを為政者が悪用する。原発と御用学者の関係も似たところがあります。御用学者もある種の発達障害です。
晩柑の花が咲き出しました。晩柑の花は温州と違っておとても大きです。上が八朔で下が晩白柚です
己心の魔ブログだから言えますが、私の本当に興味あるところは統合医療でもなく、企業のメンタルヘルスでもありません。安心立命です。笑ってはいけません。学生時代から三度の飯より宗教が好きとという時もありました。しかし還暦もすぎ修行も40年以上になって思うことは、所詮人生とは魔との戦いに尽きるということです。それも自分の心の中にいる魔です。私たちは戦争映画やアクション映画が好きです。お面白いからです。でも2次元画面の映画には参加はできません。実はこの世も映画みたいなものなのです。この世のことを現世と言います。これは現世(うつしよ)という投影された世界のことで真実の世界ではないということです。三次元の映画なのです。でも現世での私たちの人生映画にはあの世からの影響を受けることがあります。魔は憎しみや争いを好みます。また地獄はとても苦しいので私たちの霊子線に乗ってやってきます。そして私たちをあおり、より一層私たちに闘争や憎しみを抱かせていくようにするのです。そして地獄の世界と私たちの精神のトンネルの数や大きさが大きくなると、死後私たちの行くところは決定してしまいます。ですから私たちは外部に悪を探していくだけではなく、心の中に入ってくる魔にも十分注意が必要なのです。そしてそれを判断する簡単な方法として自分が3つのさえ病になっていないかをチェックすることが大切ということなのです。
山ふもとにシャクナゲの花が咲き始めました。これが終わるともう梅雨です。しかし今年の梅雨は憂うつな梅雨になりそうです。
予期不安変なことを言いましたが、残りの何行かを言うための迂回です。北九州市の放射性がれき搬入に対しては反対者も多くいます。しかし私はがれきに関して異なった不安を持っています。反対している人は自分が癌になりたくないというより、子供たちや若者の将来を心配している人がほとんどです。もしある男性が自分の子供のことを心配して放射性がれき搬入に反対したにもかかわらず、がれきが燃やされ何年かのちにその息子が白血病になって苦しい死を遂げたとしたら、その親はうつ病か半狂乱になり、大きな憎しみが生まれるでしょう。いずれにしても、今回の件で北九州市が反対派と賛成派で2分され大きな亀裂が生じ、怒りや憎しみが生まれ北九州市民の私たちの心は悪魔の餌食となるかもしれないという不安です。そこまでして西日本きって早急に瓦礫焼却しますか!!??考えすぎですか?でも私は統合脳で考えていますから。それともその頑固さが発達障害でしょうか??