山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

山にもちょっとだけ春

2022年03月06日 | 日記

 本日お休み。車検のため朝からディーラーへ。代車を受け取って帰宅。あとは、料理以外にすることがない。だったら山でしょう!

 そうは言っても、山菜採りではないよ。今年の積雪では、とてもじゃないけど無理です。去年の今頃は、どこに行こうかとウズウズしていたんだけど、天気の神様には従うしかない。

 代わりに出掛けるのは、白鷹山地。また、クロカンを楽しませてもらいましょう。決まったら、即、行動です。借りてきた車にクロカンの用具をヒョイと積んで出発。

 この辺の手軽さも、クロカンの長所でしょうな。

 到着したら、早速、スキーを履いてコースに出る。

       ブナとコナラの林

       カラマツ

       アカマツ

 雰囲気がちょっと変わった感じ。多分ですけど、思いつく理由が2つ。

 1つ目が、日差しですね。太陽が高くなって、影の出来方が変わったこと。

 2つ目が、幹の根元の雰囲気です。幹の根元に穴が開きつつあるんですよ。

 雪山の春の様子をご覧になったことがある方は分かると思うんだけど、春が来ると、雪原の中でも木の根元から地面が顔を出し始めるんです。今、そうなりつつあるみたいです。

 そして、もう一つ、自分が滑っている雪質が、前回までと明らかに変わりました。パウダースノーから、ザラメ雪になってるんです。

 ああ、春近し!

 おや?

       結構大きめの足跡です

 クマにしては小さいけど、ウサギやキツネよりも大きい。指の跡が4個分。開き加減。君は、何者だ?

 帰宅してから調べてみると、どうもタヌキの大物みたいです。

 この足跡、スキーコースに沿って1㎞ぐらい続いていました。君も、春が待ち遠しくなって出てきたのかな?

 この季節、広葉樹が葉を落とすから、鳥の姿を見つけやすくて、『バードウォッチング』に向いています。同時に、雪面に獣が足跡を残すので、陸生の動物の生息を調べる『アニマルトラッキング』にも向いているんですよ。

 この辺も、自然との一体感を実感出来る理由なのかもしれません。

 林間のコースを進み続けると、突然視界が開けました。

       広場の真ん中に大木がひとつ

 地図に載っていた広場ですね。大体、中間地点です。

 ここから更に、木々や小鳥を探し、アニマルトラッキングを楽しみながら、心地よい汗をかくことが出来ました。

       ワカサギ釣りの沼に着いたら、もうすぐゴールです

 そうして、ゴール。ああ~、面白かった!

 冬山の神様、今日もありがとうございました。山も春に近づいてきたことが分かりました。    

        山の神様にお礼

 また、来られるかな?来られたとしたら、もっと景色が春めいているだろうな。

 爽やかな気分で下山。