「コロナワクチンの副反応を抑えたいんで、消炎鎮痛剤をお願い出来ないかな?」
主治医の先生に聞いてみた。マタギ本人は、ようやく副反応が収まったところなのだが、定期健診の本日、妻も別会場で接種を予約しているので、転ばぬ先の杖をついておきたい気持ちなのだ。
「予防目的での処方は出来ません。」
きっぱりと、断られてしまった。
おお、さすがに医療従事者。倫理規定に対する高潔さが滲み出る発言だ。
だけど、自分の発熱を含めた副反応を振り返ってみてみると、『杖』ぐらいは用意しておく必要を感じるんだよなあ。
「・・・ただ。」
「んんん?」
「今日のマタギの検査結果を見ると、炎症が起きている箇所があるから、これを抑えるための薬を処方しておくよ。」
「なになに?」
「・・・一応、コロナワクチンの副反応によく効くって言われてるものでもある。マタギが、家に持ち帰ってからどう使うか、俺は知らねえぞ。」
「おお、ありがとう!」
「いや、あくまでも、炎症を抑える薬だからな。気にすんな。」
そうして翌日、案の定、副反応で発熱した妻は、薬を服用しているからなのか、今のところ微熱で済んでいる。
そんでもって、本日のお昼は、超お手軽。
≪野菜炒め焼きそば≫
「なんだか食べられそうかも。」
と言うので、作った(実は自分が食べたい)。
使ったものは、
これと、
これと、
これです。
野菜と肉を炒めたところにオイスターソースで味付け
・水少々でゆるめて
全体を絡めたところに、添付されていた粉ソースをかけて
はい、出来上がり
妻も美味しそうに食べている。
3日前の自分の時は、皿の半分も食べられなかった。
「これ、『お宝』だわ。」
いただいてきたお薬、効いてるみたい。ほんとにありがたいことだ。
実は、この主治医さん、高校時代の同級生で、長く長くつきあってきた旧友だ。今回のことが、完全にいいことだとは決して言えないだろう。
だけど、この気遣いには感謝しかないよ。
ありがとう!