小春日和 なんでしょうか

2009年01月30日 | 老頭児ガイドのよまひ言
                   寒緋桜と目白


梅は咲いたか 桜はまだかいなぁ~

と 端唄の一節にありますが、沖縄の桜は今ごろ山原の八重岳で開花して那覇の方へ南下(北上に非ず)してきます、これが寒緋桜です。 梅はこの後ですからまったく逆ですね。

伊豆の早咲、河津桜は寒緋桜と大島桜の交配種だそうです、2月には開花でしょうか。

沖縄で桜が咲くころになると鶯が山から民家の里まで下りてきます。 ホ~ホケキョはもちろんケキョ、ケキョとも鳴けず、チッ、チッだけですが。 色もくすんだ茶なので遠見だと雀と見間違います。 2ヶ月もして徐々に囀るようになると山へ帰るようですが。

色と云えば、メジロの方が余ほどウグイス色です。ふっくらとして形も良いし、最初は目白を鶯だと思い込んでいました。 よく観察してみると、食種も違うようです。 鶯は蔦の芽のようなものを、目白は花の蜜を好むようです。

また鶯は一匹の単体行動ですが、目白は必ず雌雄一対です。  こうしてブログをつけている間にも目白と鶯が窓際まで交代で舞い降りてきています。   実は小鳥たちを見ているうちにブログを書きたくなりました。

海の雌雄一対の代表はセグロチョウチョウウオですね、この魚の単体は見たことがありません。