hokutoのきまぐれ散歩

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『はこだて』展に足を運ぶ〜東京写真美術館

2022-04-19 05:00:00 | 日記
『本城直季展』を見に東京写真美術館に行ったのだが、1つだけではと3階でやっている『はこだて』という展覧会にも足を運んだ。函館は江戸時代柄開拓されていた町で明治維新までは北海道の中心、写真発祥の地としてその原風景と幕末明治のはこだての写真展である。

展覧会の名前が『はこだて』なのは江戸時代は『箱館』、明治以降は『函館』だからと勝手に解釈をした。最初の方は写真展というより絵画展、江戸末期の作家が描いた函館山の風景が幾つも出てくる。

ただ、その中に江戸時代にはすでに焼失したロシア病院の姿があり、ここではロシア人のみならず日本人も無料で診断してもらえたことを初めて知ることができた。

その中に1792年にラクスマンをはじめとする遣日使節ラクスマンらが根室にくるのだが、その際に日本人がロシア人を描いた乗組員の絵が残されていた。



幕末のあの有名な新撰組ら旧幕府脱走軍に土方歳三を含む10人の写真があったのには驚いた。



ここからは明治初年の函館山や港などが、多く並んでいるが、私の目を引いたのは札幌駅などにアメリカ製のカウキャッチャーがついた蒸気機関車(弁慶、義経、静など)が写っていたり、鉄橋(豊平橋)などである。

また、当時の日本では最先端の写真技法が次々と取り入れられていき、これを使った鮮やかな函館山がずっーと飾られていたのである。(〜5月8日)







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