hokutoのきまぐれ散歩

ブログも11年目、遂に3900日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

久我山歳時記㉖

2023-06-26 05:00:00 | 日記

『久我山歳時記』㉖、二十四節気も夏至となり、30℃を超える日も珍しくなくなってきた。この時期になると街のあちらこちらでほぼ同時に花を付けるのがアガパンサス。



蒸し暑くなる気候に反して爽やかな涼感のある花をたくさんつける。色は薄紫が殆どだが、真っ白な花もある。南アフリカ原産の宿根草で地上部分は枯れてもよく年同じ場所で見る事ができる。


あたかも時計を持っているように多少日陰でも日向でもほぼ同じ時期に咲き始めていて今年は6月第二週から咲き始めたような気がする。

オレンジの派手な大きな花をつけるのがノウゼンカズラ(凌霽花)、落葉のつる植物でまだ咲き始めである。

よく農家の木に巻き付いて我が物顔で花を咲かせる。ノウゼンは『ノウセウ(凌苕)』または『ノセウ』が訛ったと言われている。


また、果実を付ける植物も育ってきてつい先日までは木にたわわに実った梅や枇杷の木があった(既に収穫された様子)葡萄の蔓も伸び、緑の房がだんだん大きくなってきて大変に美しい。



ブルーベリーの花をつい最近見たつもりでいたが、実が緑からピンク色に変わりつつある。これが黒っぽい紫になると収穫期になる。




まだ、アジサイ(紫陽花)も咲き誇っているが、ガクアジサイの飾り花が少し離れてあたかも打ち上げ花火のようになっているスミダハナビ(墨田花火)や真っ白な柏葉アジサイも美しい。



最近見つけたアジサイかと思った花。ピンクの小さな花をたくさん付けているのだが、雄蕊が長く飛び出して面白い、しかし、これはボタンクサギ(牡丹臭木)という中国原産の低木。独特の匂いからこの名前がついているが、これは葉を揉むと異臭がするかららしい。


他にも緑のカーテンとして盛んに植えられているゴーヤーの黄色い花、あまりの数に驚くが、どれだけたくさん実がつくのだろう。

いわゆる雑草も元気。ヨウシュヤマゴボウの実はブドウのように長くなってきていてこちらも熟れるのは時間の問題である。
まだまだ梅雨は続くが、百日紅やモミジアオイ、アサガオなどの夏の花を見るのはたのしみである。



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