hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

文京区役所〜23区の区役所に行こう

2019-01-22 05:00:39 | 区役所

『区役所に行こう』その1。東京に23ある区役所に行ってみて、色々と調べてみたら、という企画。まずは仕事で行った文京区役所、場所は東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅、都営大江戸線・三田線春日駅からすぐと交通至便な場所にある。

向かい側の礫川公園から見るとその高さが際立っているのがよくわかるが、平成6年に建て替えられたもので高さは121mある。

区役所の他にも保健所、都税事務所、公証人役場、防災センターなども入居していて、それ以外にホールやシルバーセンターなどもあることから建物はシビックセンターと名付けられている。


まずは2階の戸籍係で証明書の交付を受けるが、区役所もサービスが向上していてロビーマネージャーが親切に用紙を出してくれ、また記入方法も教えてくれる。窓口は混雑はしているがそれでもちゃんと流れていて理不尽さは全く感じない。

無事に交付を受けた後、25階にある展望フロアに向かう。エレベーターは早く、105mのところまであっと言う間に到着。展望室から見ることができるのは北、西、南の三方向。


新宿新都心や池袋サンシャイン、スカイツリーなどはよく見えるが都庁の向こう側に見えるはずの富士山は残念ながらよく見えない。それでも秩父連山などは見ることができた。また、後楽園ゆうえんちの観覧車も下に見ることができ、不思議な風景。

そして、東方向は展望レストランからみることができる。レストランは椿山荘が委託を受けており、値段はやや高めながらレベルは高いだろう。
一周回り、帰ろうとエレベーターを呼んだが、乗るのは私だけ。しかもノンストップで25階から降りたものだから、大迫力であった。

最近は豊島区や目黒区、練馬区のように高層化が進んでいる区役所を1つずつ巡ることにしたい。

練馬駅

2018-08-23 05:00:35 | 区役所

『メトロに乗って』その92。今回は都営地下鉄大江戸線練馬駅を降りて歩いて見る。練馬駅は1915年に武蔵野鉄道(現、西武池袋線)の駅として開業、1927年には豊島線開業。


しばらく間があって1991年には大江戸線の光が丘〜練馬開業、1994年に新桜台〜練馬の西武有楽町線が開業、そして1997年に現在大江戸線(当時は都営12号線)練馬〜新宿が開業して現在の形となった。つまり、西武鉄道は池袋・有楽町・豊島線の3線、都営地下鉄大江戸線が乗り入れている。

練馬駅を降りてまずは南側に歩く。目の前に大きなビルが見えるが、これが20階建・高さ94mの練馬区役所である。23区の区役所では文京区役所に次ぐ高さがある。

せっかくだから、20階の展望室に登るが、エレベーターはあまり早くない。登ると周囲に高い建物がないこともあり、船堀タワー同様見通しは良い。天気さえ良ければ富士山や筑波山も見えるらしいが、夏はガスがかかっていて東京スカイツリーが微かに見える程度。

ただ、豊島園が豊島城址の風情をよく残すことなどはよくわかる。展望レストランもあり、しっかりとした食事を景色を眺めながら取ることができる。

区役所を降りて目白通りを左に曲がると『はなみずきのこみち』と名付けられた並木道に出る。蝉の音は相変わらず喧しいが、影と風があるのは盛夏の散歩には大助かり。

突き当たりの信号を右に曲がると南蔵院が見えてくる。真言宗豊山派の寺で山号が瑠璃光山。

開基ははっきりしないが良弁僧都が1357年に再興したと伝えられる。


山門を入ると右側には立派な石灯籠、長屋門、その先には首つぎ地蔵。入母屋造、浅瓦葺の本堂、閻魔堂と続く。


立派な境内には人影もなく、蝉が鳴いているのみ。奥には鐘楼門もある風格のあるお寺であった。なお、豊玉小学校は1876年にこの本堂を使って開校したのである。(以下、次回)