ho999~死ぬ準備~

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根津美術館

2012年04月25日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は仕事が休みで、根津美術館に行って参りました。今はKORIN展を開催中です。展覧会は今年4回目で、文化的な生活です。

KORINはおわかりとは思いますが、尾形光琳のことで、美術館所蔵の国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」が並べて展示されてます。燕子花図は毎年この時期に公開されるようですが、2枚並ぶのは100年振りのことだそうです。だからどうしたとお思いの向きもあろうかと思いますが、少なくともNYに行かなくて済みます。ちなみにメトロポリタンには行ったことがありますが、まったく記憶にございません。この時は確か1日で美術館3カ所を巡ったような気がします。

で、今回の内容ですが、燕子花図は見てみたいと思っていましたし、国宝マニアとしては満足のいくものでしたが、ちょっと琳派は飽きたかも。近年は琳派に宗達も含めるようですが、そうだとしてもと風神雷神図、紅白梅図、八橋蒔絵螺鈿硯箱と主立った国宝は見たし。私の文化的生活はこの程度です(^_^;)

根津美術館は今回が初めてです。こぢんまりとしたシックな建物です。ですが、シックでオシャレな建物は近年では当たり前です。ここは国宝所蔵とは思えない雑なところがあります。11時前に行ったのですが、展示ケースのガラスに人が触った跡が付いたままの展示室がありました。また別の展示室では何か見にくいと思ったら、ガラスが水拭きした直後で、水滴が無数に付いていました。開館直後にケースを拭いている美術館は初めてですし、こんな雑なガラスの拭き方は美術館じゃなくても見たことがありません。

ここは庭園も見事です。都心の真ん中に、このような空間を維持、提供して下さるのは大変素晴らしいことだけに、ちょっと残念です。

 

美術館のwebsiteより

今回は里帰り?展示もあるためか、KORINとアルファベットの表記になっています。ではこの字は誰が書いたのか?これは光琳がかいた文字を分解組み合わせたものだと、学芸員の方に教えて頂きました。よく見たら、無料のパンフの内側に詳しく解説されていました。お手数をおかけしましたm(._.)m

デジタルチックな文字と琳派はよく合うように思います。

20120425


http://www.nezu-muse.or.jp/index.html