今年は気温の上がるのが遅く、春が来たんだか来ないんだかはっきりしなかったような気がします。もっとも、はっきりしないのが春なのかもしれません。
昔はもっと春の到来が待ち遠しかったんでしょうね。きっと春の有り難みも大きく違ったでしょう。
私の好きな言葉に「春宵一刻、値千金」があります。言葉というよりこの瞬間が好きです。もぁ~と暖かな春の宵、風にのってほのかに木蓮の香りがする、そんなイメージですけど。木蓮ですよね、今頃咲いて香るのは? でも、ここ数年、そんな気持ちの良い夜に巡り合っていません。もうそう何回も春は来ないのにね…なんちゃって。でも事実(^_^) 参考までに、私は特に季節に好き嫌いはありませんが、無理に順位をつければ秋が最下位でしょうか。晩秋は淋しくていけません。我が身の人生のようで…やめましょうね、こういう話(^_^;)
春かなと思ったら、すぐに初夏がやって来そうです。