温泉街を練り歩いて会場である有馬小学校の校堂での
有馬の芸妓が扮する湯女の練り行列や湯もみなどを行う新春を寿ぐ行事でもあります。
神仏習合の祭礼行事で、江戸時代から続いているものです。
有馬温泉を発見された(おうなみちのみと)と(すくなひこのみこと)と壊滅的だった温泉を
再興された行基菩薩と仁西上人に報恩と温泉の繁栄を祈願して行う行事でもあります。
練行列で冷えた身体にコブとお酒を頂いて
蒔かれた浄米を若松で掃き寄せる六根清浄の祓い行事を行います。
無事式が終わると再び温泉神社へ戻ります。
これで有馬温泉の新春はめでたく幕が開かれてゆくのです。
この入初式(いりぞめしき)は毎年1月2日と決められています