日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

重たい話だが、今の民主党では未来がない

2007年08月04日 | Weblog
要するに税金をばら撒いてくれたから自民党、今回はそれがないから民主党、愚民の典型、四国。公共事業で飯を食っていた土建屋?サラリーマンの税金を吸い取っていただけの方々。あまりにおかしい構造をちょっとだけ是正した。その反動で票が動いた、それは地方のこと。本来の自分たちの経済のあり方を考えもせず甘えてきた構造に目をつぶるな。そこを逆にまたも昔の税金垂れ流しと環境破壊の土木工事を復活させるのが小沢民主党なら、これこそ保守反動だね。
今回の都市部における自民党惨敗はこれとは違う。逆に自民党の長年の歴史、官僚をのさばらせてきた政治からのチェックの甘さへの都市流動票の動きであろう。年金問題は近々内閣の問題ではないのは明らかだが、自民党にノーと票が出た。つまり信用がないのだ。
小泉だったら、ひっくり返して社会保険庁解体選挙とかやってることだろう。
要するに安部ちゃんの演技力が問われているだけかもしれない。
政治家の演技力は小林秀雄の言葉が見事に言い当てていたと週間東洋経済に。
選挙結果を色々考えてきたが、地方の甘えと自民党の無責任の歴史。
小沢民主党にはやると言ってもどうにも出来ない話だろう。それをやると今度は都市部の流動票は一気に反転する。税金をきちんと使うことの大事さを双方良く点検してもらいたいもの。
もうひとつ、サラリーマン減税について政府自民党は何もせず既定路線、つまり官僚のシナリオを変えなかった。ここに大きなミスがあるような気がする。
あの選挙からわけのわからない報道が続いているが、マスコミの責任は時とともに重要になる。マスコミの舞台をどう使うかが選挙を左右する。自民党の失敗は今回に限り、内部抗争でそこでうまく機能しなかったことかもしれない。
結果として、反動勢力が落選している。安部首相にはほんの少しだが光明も見えているのかもしれない。
と思う。
それでももうもたないのかなぁ。