シールド工法

岡山の倉敷での海底トンネル事故。なんともやりきれない気持ちですね。
何かあった場合、犠牲になるのはいつも下請けです。
ま、管理する人間も当然居ないといけませんから、全員危険な所に居るわけにはいきませんが。
順調な時は本当に何も無い、安全な工法なので、モニター前に常に人が居ないといけないと言うことは無いです。
常に電話が通じますし。
実はその昔20代の頃、あれと同じ、シールド工法の下水道トンネル工事に従事していました。
自分は測量などの現場の管理でしたが、作業員はみんなプロ中のプロ。
地下２０数メートルでの昼夜連続の仕事でした。
ジャイロシステムで方向制御し、中にはトロッコ電車が走っている程の完成されたシステムです。
が、水が一気に侵入した場合、逃げ道は無いです。設備で一杯ですから。
なんとか見つけてやって欲しいです。間違い無く、彼らは男の中の男です。