カラムーチョなんか、食べてもよろしいんじゃないでしょうか~ ムーチョ35周年記念ということですし~~~😊
昨晩、BS-NHK 「偉人たちの健康診断」は、ベートーベンでした。 もう、ド・ド・ドストライク。大・大・大好きなベートーベン。 絵画のゴッホと同じか、それに勝るのひと言です。 音楽の如何より、生き方に魅力を感じます。 学校の音楽室に飾られている音楽家たちの肖像画の中で、彼だけがカールヘアーでなく、ボサボサの髪の毛に、鬼の形相。王侯貴族の権力に屈しなかった生きざまが、端的に現れております。 番組でも述べていましたが、それまでは、王侯貴族間だけの娯楽だった音楽を、全ての人間に門戸を開放したベートーベン。 音楽を通して、「すべての人間は自由で平等である」精神を、感情の赴くままに表現した、まさに人類を超越した大作曲家と言えましょう。 今に至る、チケット制(S席、A席、B席など)を導入したのはベートーベンであることを、番組で知りました。 「正しい」という真理に対し、個性的現実を貫き、社会的現実に屈しない、ベートーベンのような少数派の生き方が、人類全体を進歩させる推進力になってきたと思うのです。( 愚生は、長い物には巻かれろ、な生き方です~~💦💦) 重く辛い運命との葛藤の末、彼の全メッセージが込められた「第9」、初演時、観客のアンコールが鳴りやまなく、5回目のアンコールが起きた時に、客席にまぎれていた秘密警察が、制止したそうです。当時、皇帝への喝采ですら、3回と決まっていたので、ベートーベンの5回は不敬罪にあたるらしいのです。(番組では、触れておりませんでした) ベートーベンの代名詞、難聴、有名すぎて冒頭から触れませんでしたが、作曲にあたり、耳から音が失われた彼は、ピアノに棒を立てて歯で音を聞いていたといいます。(これも番組では述べておりませんでした) 難聴になるまでは、ピアニストとして名を馳せていましたが、それ以降、ピアノと向き合うのは無理と断念し、作曲家の道を歩むことになったという事実を番組で知りました。 逆を言えば、難聴にならなければ、一介の有名ピアニストで終わっていたかもしれませんね。 まさに「運命」と言わずして何をかいわんや!でしょう。 まだまだ、ベートーベンに関して書きたいことが山ほどありますが、この辺りでお開きとさせていただきます。 あしからず。