ロシア男性の平均寿命の短さを知り驚きました。 アルコール依存症や自殺率の高さにより、59歳とのことです。( 文芸春秋の記事より) あれだけ、ウオッカをがぶがぶ飲んで、プーチン大統領の恐怖政治におびえていれば、寿命も短くなるわな~って思いますね。 話変わって、第二次世界大戦における全世界の犠牲者の数は、おおよそ8000万人と言われております。 中でも、ソ連の犠牲者が2000万人とも、2500万人ともいわれ、断トツも断トツ、ぶっとんで多いのです。 ソ連は戦勝国の1つでして、意外に思われるでしょうが、その戦い方に問題がありました。当時ソ連のトップだったスターリンは、自分と反りの合わない者を次々と粛清してゆきます。政治家で事は収まらず、軍人たちも次々に餌食にされてゆきました。当然、戦場に慣れた人材が不足します。未経験に近い民間人兵士を大量に、前線に送り込むという、非人道的な人海戦術に頼らざるを得なかったのです。 紙面上割愛しますが、スターリンという人物を調べていただくと納得されるでしょう。 ところが、近年、ロシアでソ連時代の独裁者スターリンの再評価が進んでいるというから、これも驚きです。 スターリンを恐ろしい独裁者としてよりも、第二次世界大戦でナチスドイツから祖国を守った指導者として評価する傾向が強くなっているようなのです。(この考えは、以前からロシア人にありましたが、近年、過激ともいえるほど強くなっているようです)特に、プーチン大統領のスターリン崇拝はそうとうなもので、まあ、同じ独裁者として、自分に置き換えているのかもしれません。 内政が混迷を極めると、何か、カリスマ的なものにすがり、それを人心に浸透させ、大きな論題から逃げる。 独裁者の常套手段です。 さらには、毛沢東だか、誰だかが言ったように、「内政の乱れを収めるには、人心を国の外に向かせろ」まさに、ロケットがんがん飛ばしている北朝鮮ですが、ロシアの内情も北朝鮮と大差ないようです。