モンゴル

　、、、、、モンゴル帝国、、、、、、、



　世界史上、最大の帝国。　　


　世界連邦でも作られない限り、これ以上の大きさを誇る国は金輪際、地球上には現れない。

　
　、、、、、、13世紀、、、、、、

　
　ユーラシア大陸の中央、半砂漠のような荒涼とした高原に、突如、産声を上げた、遊牧民族から成る騎兵隊は、アジアのほぼ全土を占領し、ヨーロッパにまで、烈風を吹きかけた。


　我が国への、2度に渡る侵略は、はからずも、神風の前に、露と消える。。。。。


　モンゴル兵士、一人一人の身体能力も、卓越したものがあったが（視力は 3.0 など）


　特筆すべきは、彼らの情報収集力のすごさである。


　神聖ローマ帝国と、ローマ法王庁との不仲、、、、、　ヨーロッパ諸国間における敵対地図、、、、、　　　これらの政治状況を事前にインプットし、戦略上、巧みに取り込んだ。


、、、、、、さらに、、、、、

　
　領土を拡げていく過程で、虐殺を繰り返す。　　敵の脳裏に徹底的に、恐怖心を植え付けるため、皆殺し策、を好んで採った。


　（ ちなみに、世界史上最悪の虐殺は、40年ほど前に、中国で起きた、文化大革命である。 7000万人にも及ぶ大量虐殺は、中国共産党内の権力闘争に端を発して行われた、冷酷な事実である。 ）


　、、、、、さて、、、、、、


　モンゴル料理で有名なのは、羊料理。　あと、馬乳酒とよばれる飲み物。この馬乳酒、お酒といっても、アルコール度数は低く、医食同源として、健康維持のために飲まれている。
いわば、養命酒のようなもので、幼い頃から彼らは、飲みつけている。

　日本では、羊料理のことを、ジンギスカン、と言うが、　モンゴルの「蒼き狼」ジンギスハンとは、無関係のようだ。。。。。


　、、、、、そして、、、、、朝青龍、、、、、、


　「やめろ」の一斉射撃だったマスコミも、彼が、引退を表明してからは、一転して同情論へ。。。。。


　太平洋戦争開戦へ「いけ、いけ」　と大きく扇ぎ立て、敗戦後は一転して狂わんばかりの軍部批判に転じた、大マスコミの愚行との重ね合わせに、胸中を禁じ得ない。


　かのシーザーは、どのような死に方をしたいか？　と問われ、、、、

　
「突然の死」　と答えた。


　朝青龍の、志半ばにした唐突の引退も、また純美として送ってあげよう。。。。。


　　　　　　　、、、、ふと、、、、、、


　　「スーホの白い馬」という美しいモンゴル民話を、読み直したい気持ちになった。