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本日、北海道新聞の夕刊にこんな記事がありました。
以下、全文です。
ロシア天然資源省は26日、絶滅の恐れがあるオオワシを保護するため、札幌市円山動物園で人口繁殖し、ロシア・サハリン州で雛を放す計画を実施することで、日本とロシアが合意したと発表した。
オオワシはロシア極東で繁殖し、北海道で越冬。個体数は約五千羽とされる。
同省は同日、サハリン州政府やユジノサハリンスク市動物園、自然保護区の専門家らとモスクワで協議会を開催。
札幌生まれのオオワシを同州中部ポロナイスク自然保護区に放鳥、絶滅危機から守ることを決めた。
円山動物園によると、金沢信治園長がモスクワを訪問中で、放鳥計画を同省に説明した。
同園は現在、五羽のオオワシを飼育中。繁殖、訓練用の特別なおりを2009年度につくり、ここで幼鳥を育て、10年度にもサハリンで放す。
渡辺則行飼育展示課長は「政府レベルで合意に達したことで、放鳥計画は順調に進む」と喜んでいる。
オオワシは流氷を餌場とし、魚やアザラシの赤ちゃんを好んで食べる。
最近は流氷が減少し、生息環境が悪化していた。日本とロシアは渡り鳥保護条約を締結しており、オオワシ繁殖計画はこの枠内で実施される。
以上。
オオワシだけ?オジロワシは?っと思いましたが、大きく前進したことは間違いないでしょうね。