はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

10~12月:四半期の記事

2006-12-31 21:13:49 | メモ
今年も、残すところあと3時間をきりました。
能登の今日は、穏やかな大晦日でした。
ちょっと所要で外出した折、富山湾を挟んで立山連邦の白き峰峰が望めました。
能登半島から立山が見えると翌日は天候が崩れるといいます。

天気予報でも、明日午後からぐずつくようです。


今年の4月から書き始めた、このブログ。
約9ヶ月で204本(この記事含む)を書きました。

来年も皆様にとって、良い年でありますように。

至らないブロガーですが、
どうぞ、よろしくお願いいたします。


---今年第四四半期の記事です。(一部重複して分類してあります)
直前四半期(7~9月)の記事はこちら(2006-09-30)
直前四半期(4~6月)の記事はこちら(2006-07-01)です。

●想いを寄せて
○あのひとへ
突然の…(2006-10-04)


●レビューなど
○書籍・DVD・演劇等
がばいばあちゃん(2006-12-02)
チャングム総集編(2006-12-31)


●つぶやき
偶然の幸福を呼び寄せる脳力(2006-10-01)
知人のブログから(2006-10-04)
狂育現場(2006-11-01)
沖縄の風(2006-11-14)
突然(2006-11-15)
何も無いから始めること(2006-11-26)
心の健康のために(2006-11-26)
料理とは愛(2006-11-26)
とんでもない忘れ物…(2006-12-19)
チャングム総集編(2006-12-31)


●趣味・暮らしの知恵
○ビーズ
雑誌のおまけ(2006-11-26)

○手編み:ゆび編み
初めての編物(2006-12-16)


●旅行記
○山形へ:出張
蔵王と足湯(山形前編)(2006-10-16)
旅は道連れ(山形後編)(2006-10-18)

○仙台・横浜へ:出張
仙台へ(2006-11-30)
鹿島鉄道に乗りました(2006-12-03)
ディープな中華街(2006-12-02)
出張最終日(2006-12-02)

○東京へ:出張
突然の東京(2006-11-20)
乗りなれた寝台列車(2006-12-18)

○山梨へ:出張
名峰と温泉(2006-10-31)
甲府からメリークリスマス!(2006-12-26)

○飛騨・奥美濃へ:出張
九州出張の前に(2006-10-23)
峠とコロッケ(2006-12-07)

○京都府旧大江町(福知山市)へ:仲間と
雲海と酒呑童子祭(2006-11-08)

○九州へ:出張
小倉・福岡・博多(2006-10-24)
九州名物(2006-10-25)


●日記
○純日記・身の回りの出来事
・10月
もうすぐ満月なのに…雨(2006-10-05)
中秋の大風(2006-10-06)
大嵐(2006-10-09)
久々に未明(2006-10-11)
山形に行ってきます(2006-10-12)
ここ数日の金沢(2006-10-19)
アテ(2006-10-22)
予定は未定と言いますが…(2006-10-28)

・11月
ここのところ、いけません(2006-11-06)
朋有り遠方より来る(2006-11-10)
雪おこし・鰤おこし(2006-11-15)
へたれ・アカンタレーノ(2006-11-16)
やっと一山越えました(2006-11-25)


・12月
今週は…(2006-12-06)
びっくりアクセス(2006-12-12)
冒険義塾X'mas会(2006-12-14)
またまた東京へ(2006-12-18)
白い数日(2006-12-29)
ラスト2日(2006-12-30)

チャングム総集編

2006-12-31 00:40:35 | つぶやきあれこれ
29日の夜からチャングムの総集編が放送されています。

前編となる昨夜は、幼少から宮廷料理人時代、
後編となる今夜は、となって以降、医女とその後の時代

何度もレンタルDVDで観てきましたが、
相変わらず前半からハラハラさせられます。

まして、ハン・サングンが亡くなって以降、
まるで垂直に昇降するエレベータのような展開

こうして全編を通して眺めてみると
勧善懲悪なのですが、
悪党側のチェ女官長の最期のシーンと
クミョンがチャングムに告白するシーンは、
人間の業の深さと、
悪人と雖もどこかに美しい心根が
あることを感じさせられます。


改めて
後半を観ていて観じたことがあります。

それは、
愛すること と
愛されること
の意味…のようなことです。


ひとは、愛されること
を願います。

愛されることの方に意識が向いてしまいます。

が、本当は、
愛することの方が
大切なのではないか…


以前、仲間と「愛とは何か」について
喧々諤々の議論した結果、辿りつい仮説。

愛とは、相手の存在を支えようとする意思


でも今、僕の仮説は少しニュアンスが異なります。

むしろ、対象に自らの命(生命力)を注ぎ込むこと
ような気がしています。

対象がひとの場合は、丁度、
母親が子どもに無限に尽くしている
ようなイメージです。

しかし対象が、必ずしも人とは限りません。

仕事(世への貢献)の場合もあるでしょうし、
何かのコトの場合もあるような気がします。
(次の課題は、欲との区別です)


それは、何か絶対的な基準に照らされるものでもなく、
人それぞれ生まれてきた目的のようなものではないかと
思い始めています。


愛する対象があることの意味は
意外に大きいようです。

愛するものが居るがゆえに
心の中に生まれいずる思いの
多様で豊かであることに
気づくことができれば

ラスト2日

2006-12-30 19:48:49 | 田舎暮らし雑記
今年も今日と明日の二日になってしまいましたね…

今日一日は、ずっと部屋に篭って仕事をしていました。
天候などどんな様子かわからないまま、日が暮れてしまったようですね。


例年、ちょっぴりおせち料理を手伝います。
僕の大好物で、作るのが面倒なもの
・数の子
・たづくり
です。

かつては、もう少し多かったのですが、
娘が大きくなってやってくれるようになったため、
ここ数年は、自分で食べたいものを自分で作る
という傾向になっています。

昨夜から水につけて塩抜きをしておいた数の子を
一つ一つ薄皮を剥いて、おだしにつけました。

これを仕事の合間に
ちょっとした気分転換です。

ただ、手際よくやらないと、
数の子をボロボロにしたり、
逆に薄皮が充分に取れていないと生臭くなったり
食感が悪くなったりします。

これも、自分で作ると人のせいにできません(^^;ゞ

明日は、ストーブの上で陶器製のホウラクで
カタクチイワシを丁寧に煎って
田作りを作ります。

仕事もはかどらないと気が気でないので、
例年に無く、気ぜわしい年の瀬です。

白い数日

2006-12-29 23:12:41 | 田舎暮らし雑記
北陸は、昨日から降り始めた雪が未だ止んでいません。

さて、ここ数日のご報告です。

27~28日の2日間で3つの忘年会(^^;ゞ

27日には、一時一緒に研究をしたA先生が
金沢から山口の大学に転勤される送別会と
新任のS課長さんからのお誘いが
重なって、A先生の送別会は
18時から1時間だけの出席となりました。

その後、S課長さんたちと合流。
Sさんは、九州男児で酒豪。
北陸の銘酒の解説をしながら杯が進みます。

…気づいたら…
居酒屋の座敷で寝てしまっていました。(^^;ゞ
どれほど気を失っていたのか
全く記憶が真っ白…

近年にない大失態…です(;_;)

ここ数週間の疲れも重なったのでしょうか。
二次会にはとても行けそうに無い体調。
最終バスでやっと帰宅しました。

翼28日はK君の会社の忘年会。
この日、仕事納めのはずですが、
二日酔いで全然駄目…


九州の親戚から貰った「白い粉」
宴会の前に飲むと、悪酔いをせず二日酔い知らず…
うっかり飲むのを忘れていました。

二日酔いに飲んでも効きそうにありませんが、
無いよりましと、飲んでなんとかその夜も忘年会に

「白い粉」…ですが、これはタウリン(リンク先はWikipedia)。
強壮剤に添加されている例の成分です。


会場は、金沢の奥座敷・湯涌温泉かなやさん。
他の方々は既に14時頃から集まっていたそうです。

こちらの温泉とお宿は何度かお世話になっています。
美人画で有名な竹久夢二が逗留したことでも知られ、市立の記念館もあります。

夕方、車で向かう頃には、雪もそこそこ降っていましたが、まだ道路に積もるほどではありません。

短時間でしたが、露天風呂にも
露天風呂から眺める雪景色はなんともいえない風情です。

いつも持ち歩いているデジカメを忘れて来たので
お見せできないのが残念です。

タウリンが良かったのか、この日は26時近くまで
勿論、文字通り「昨日の今日」でしたから、
アルコールはかなり控えていた「はず」…(^^;ゞ

さて、翌朝(つまり今朝)起きると
一面真っ白な雪化粧。
50cm程も積もっていました。

お宿を出る際、女将自らスノーダンプを押して
車の前を除雪してくれていました。


本日は勤め先で仕事。
なんと信じられないことに
1/5納品の仕事が…

今年の年末年始は、お蔭でボケそうにありません。


今夜は、久々に休肝日にしました。

甲府からメリークリスマス!

2006-12-26 01:10:30 | 旅日記
Hさん・Sさんと本日午後、金沢を発って山梨へ。

最初の予定から1時間半後の出発でした。
この遅れが、後に重大な(?)分かれ道に続いていようとは…
そのとき、知る由もありません。

今回はレンタカーでの行程です。
最初にハンドルを握ったのは、僕でした。

富山の方に伺うと、東京方面へは国道41号線を利用して新穂高・安房峠・松本から高速に乗るそうです。
が、やや出発が遅くなったため、安房峠以東の山道を考えて、上越・長野を抜けるオール高速道路を走ることにしました。


元々運転が好きな事。
一人で運転することが多いのに、今回は代わってくれる人が居るということで、気分的にも随分と楽でした。

ところが、かなり走ったところで、道路掲示板が『事故・通行止め』と表示しています。
調べてみるとどうやら、この先の小淵沢-長坂間のようです。

ハイウェイラジオを聞くと、事故は大型2台と乗用車2台が横転したものらしく、ほんの小一時間前に発生したようです。

一同「当初通りなら、巻き込まれていたかも…」とつくづく幸運を味わいます。



誘導されて国道20号線をしばらく走りましたが、結局30分ほど予定時刻を過ぎて無事、甲府のホテルに着きました。

さて、21時を回ってしまいましたが、これから食事です。

甲府舞鶴城のライトアップ:全景ホテル近くの舞鶴城は、素晴らしくライトアップされていました。
思いがけない、クリスマスプレゼントです。

オヤジ3名もフラフラと城内に向かいます。

甲府舞鶴城のライトアップ:樹木城内では、樹木が色とりどりのLEDに包まれて、それはそれは幻想的。

若いカップル・熟年のご夫婦。
体の芯が凍えるような気温の中、大勢の方が歓声を上げながら、写真を撮ったり、手をつないで見入っています。

甲府舞鶴城のライトアップ:ゲート神戸のルミナリエをイメージしたものでしょうか。
こんなゲート上の電飾もありました。

これまで何度かこのお城を訪ねていますが、それまでの人気の無いお城というイメージから一転して、今夜はかなり印象が違います。

様々な色々な光たちが織り成す世界に、人々が喜び、うきうきしている気持ちが手に取るように伝わってきます。

甲府舞鶴城のライトアップ:石垣石垣にもキティちゃんなどのキャラクタも描かれていました。


思いがけないナイト・ファンタジーに、オジさんたちもしばし魅了されました。

何方が企画し、実施されたものか、事前調査不足で判りませんが、中々良いものを魅せていただきました。


駅前銀座さて、既に空腹を通り過ぎている三名。
甲府駅近くの「いつものお店」に急ぎます。

「駅前銀座」という懐かしい名前の通り。

目的のお店は、この先。もう少し甲府駅に近いところにあります。



ありました。
郷土料理太助いつぞやの記事でも紹介させていただいたお店です。

・鮟肝
・地鳥のシチュー煮
・ほうとう鍋
・舞茸の天婦羅
・馬刺し
などの料理と、しこたまお酒頂いてしまいました。

出張先で、落ち着いて美味しい食事が頂ける店と出逢うことは、何よりの楽しみです。


隣のお客さんとも、ちょいと話が交歓できるあたり、居酒屋のよさがしみじみとします。

出張先でのクリスマスとなりましたが、思いがけない出逢いが、やはり待っていた甲府の夜でした。


盆地特有の冷え込んだ今宵、甲府から
ちょっと遅めの『メリー・クリスマス』
ささやかに申し上げます(o^-')b

皆様の今夜も、幸いでありますように…


p.s.
これが、ブログ200本目の記事となりました。