はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

雪おこし・鰤おこし

2006-11-15 20:15:24 | 田舎暮らし雑記
今日
陽が傾く頃、黒い雲が空を蔽ってきました。

案の定、しばらくして閃光と雷鳴。
やがて大粒の雨…


この時期から、年末に掛けて
金沢・北陸特有の「冬の稲妻」です。

こちらに来て初めての冬は、驚きました。

関東では、夏の夕立の雷も凄いときがありますが、
北陸の冬の稲妻は、もっと凄いです。

雷鳴とどろく中、会議に向かうため、車を運転していましたが、
一瞬日中のような明るさになって眩惑するほど…
その直後に地響きのように腹に響く雷鳴

慣れないと、これだけですっかり恐れおののいてしまうかも(^^;ゞ

こちらでは、雷予報なるサイト(北陸電力さん)もあるくらいです。


11月中旬から12月上旬に掛けた
この時期に時々轟くこの雷のことを
地元では「雪起こし」とか「鰤起こし」とか言います。

まるで雪を呼んだり、富山湾に鰤を呼んだりするかのように
この雷鳴が始まると、やがて雪が降り、鰤が獲れるようになります。


風物詩 というには、いささか激しい気象現象ですが

僕にとっては、
全く見知らぬ土地にひとりでやってきて
学生寮の仲間と、コタツに潜り込んでやった
マージャンや、呑みながら語り明かしたことを
思い起こさせてもくれます。

あの時のあいつら 元気にしているかなぁ~

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
雪起こし (さらさ)
2006-11-15 23:11:21
初耳です。

眩暈のするような雷鳴。
冬の稲妻ですか~~

穏やかな表情の自然が
突如、厳しい面を垣間見せた時の迫力って、
不謹慎・・ですが。
何故か、わくわくするんですよね。



さらささんへ (はれっと)
2006-11-16 00:51:13
ごめんなさい。
雷情報のサイトへのリンクが間違っていましたね。
直しておきましたので、是非ご覧ください。

どれくらい凄まじいものか…
(サイトに行っても、音はなりませんのでご安心を)


音も雷鳴(ゴロゴロ)などという生易しいものではなく、
雷が近いと「バシッ!」と表現する方が近いくらいです。


困るのは、停電。

だから電力会社が必要に迫られて
雷情報を出しているのかも…

僕の勤め先は勿論、
自宅・下宿のパソコンもすべて
UPS(無停電電源装置)を噛ませてあります。

万一の瞬間停電も含めて
PCを使っている途中で電源が落ちても
これでバックアップされて
大切なデータはとりあえず、保存できます。

雷が鳴って、ドキドキしながら
仕事をするのは、心臓によくありません。
(^^;ゞ