能登半島地震の災害復旧に関係各方面
各地からのボランティアさんたちが駆けつけてくれています。
本当にありがとうございます。
さて、敢えてこの時期に
「能登の地酒を呑もう」とは不謹慎
と思われる方もあるかと存じます。
知人のSさんは、災害・土質のプロとして
現地に入り、余震でいつ再崩落するか判らない斜面の中で
復旧工法を検討調査をしていると連絡が入りました。
このように災害復旧は、専門家や相応のスキルを持った方々の
お力に拠る所が少なくありません。
そう判れば判るほど
自分に一体何ができるのだろう…
これが多くの方の率直な想いではないでしょうか。
ボランティアに駆けつける時間が取れない
寄付・義捐金を提供するにも大きな額はちょっと…
(それに何に使われるか判らないし…)
と心を痛めておられる方も少なくないようにお見受けします。
そんな方々にできる『復興支援』策はないものか
知人のAさんが呼びかけられた
能登のお酒を飲もう(能登半島地震サイト)(2007.03.31)キャンペーンは
被災地の暮らしを元に戻すための『復興』には
強力な支援となるでしょう。
お酒は、酒屋・造り酒屋だけでなく、
酒米を作っている農家の暮らしも支えています。
同じように
被災地の地場産品も地元の色々な方々の暮らしを支えています。
まして、旅館・民宿。
宿に働く方ばかりではなく
食材・酒などの流通・製造から
農家・漁師に至るまで
多くの人々の暮らしにつながっています。
転勤時期に行われる送別会。
地元でも自粛の動きが出ています。
会場となるはずだった飲食店に
一体何の罪があるというのでしょうか?
震災被害に遭われた方々を思えば
自粛したくなる気持ちは同じ被災者の一人として
痛いほど判ります。
が、暗い報道ばかりの時期に
暗い行動をとっていては、
復興する勇気どころではありません。
罪も無いどころか被災したお店や
旅館・民宿が、それでも頑張って
営業を続けようとしているときに
自粛・キャンセルは
結果として余りにもむごい復興障害と
なってしまいます。
キャンセルする方も
本当はそんな気持ちからではない
はずなのに
結果の、
この正反対さは
どうしたものでしょうか?
何もできないと思い込まず
こんな時期に不謹慎だとも思い込まず
本当に本当の被災地復興に
ささやかな勇気を持って戴けませんか?
宴会の冒頭
ほんの5秒間、被災地を想ってください
そして、その後は大いに闊達に語り合ってください。
それだけで十分です。
地酒や産品のニーズが
少なくとも減りさえしなければ
今まで通りの能登の暮らしが守れます。
これは、能登だけの話ではありません。
全国どの地域で発生する災害でも同じです。
北九州の叔父から電話がありました。
西方沖地震でも数ヶ月ホテルが壊滅的に干されたそうです。
中越地震でも同じことが起きたと聞いています。
もうこの繰り返しは止めにしませんか?
災害は自然が起こします。
でも風評被害・キャンセルによる経済被害は
人が起こします。
同じ日本に住む者として
被災地に住む人の暮らしが戻るように
支えあいたいと思います。
田舎で手作りの産品を味わい呑み、
ささやかに暮らす人々に
思いを寄せていただければ
それだけで有難いことなのです。
今日私の暮らす集落は、
毎年恒例の春祭りの日です。
隣のお寺の蔵は屋根が壊れました。
大きく亀裂が入ってしまった蔵もあります。
一見大したことがないと思われていた我が集落にも軽微ではありますが、少なくない家庭に被害がありました。
お宮の鳥居もずれてしまいましたが、祭礼の今日までに直すことができました。
被害があっても、我が集落では神輿を出し、獅子舞を踊ることとなりました。
地震の前から子らが練習を重ねていました。
今日は寒い雨がちですが、青年団は降っても踊ると頑張っています。
神輿を入れるご家庭も被害のあった家もありますが、予定通り神輿を入れ、ご馳走を振舞う準備をしています。
お宮の桜も咲き始めました。
これから正装をしてお宮へ参り、お神酒を頂きます。
能登全域の早期復興と他の被災地でも風評被害が最小限となることを願い
一晩中神輿を担いで集落を回ってきます。
各地からのボランティアさんたちが駆けつけてくれています。
本当にありがとうございます。
さて、敢えてこの時期に
「能登の地酒を呑もう」とは不謹慎
と思われる方もあるかと存じます。
知人のSさんは、災害・土質のプロとして
現地に入り、余震でいつ再崩落するか判らない斜面の中で
復旧工法を検討調査をしていると連絡が入りました。
このように災害復旧は、専門家や相応のスキルを持った方々の
お力に拠る所が少なくありません。
そう判れば判るほど
自分に一体何ができるのだろう…
これが多くの方の率直な想いではないでしょうか。
ボランティアに駆けつける時間が取れない
寄付・義捐金を提供するにも大きな額はちょっと…
(それに何に使われるか判らないし…)
と心を痛めておられる方も少なくないようにお見受けします。
そんな方々にできる『復興支援』策はないものか
知人のAさんが呼びかけられた
能登のお酒を飲もう(能登半島地震サイト)(2007.03.31)キャンペーンは
被災地の暮らしを元に戻すための『復興』には
強力な支援となるでしょう。
お酒は、酒屋・造り酒屋だけでなく、
酒米を作っている農家の暮らしも支えています。
同じように
被災地の地場産品も地元の色々な方々の暮らしを支えています。
まして、旅館・民宿。
宿に働く方ばかりではなく
食材・酒などの流通・製造から
農家・漁師に至るまで
多くの人々の暮らしにつながっています。
転勤時期に行われる送別会。
地元でも自粛の動きが出ています。
会場となるはずだった飲食店に
一体何の罪があるというのでしょうか?
震災被害に遭われた方々を思えば
自粛したくなる気持ちは同じ被災者の一人として
痛いほど判ります。
が、暗い報道ばかりの時期に
暗い行動をとっていては、
復興する勇気どころではありません。
罪も無いどころか被災したお店や
旅館・民宿が、それでも頑張って
営業を続けようとしているときに
自粛・キャンセルは
結果として余りにもむごい復興障害と
なってしまいます。
キャンセルする方も
本当はそんな気持ちからではない
はずなのに
結果の、
この正反対さは
どうしたものでしょうか?
何もできないと思い込まず
こんな時期に不謹慎だとも思い込まず
本当に本当の被災地復興に
ささやかな勇気を持って戴けませんか?
宴会の冒頭
ほんの5秒間、被災地を想ってください
そして、その後は大いに闊達に語り合ってください。
それだけで十分です。
地酒や産品のニーズが
少なくとも減りさえしなければ
今まで通りの能登の暮らしが守れます。
これは、能登だけの話ではありません。
全国どの地域で発生する災害でも同じです。
北九州の叔父から電話がありました。
西方沖地震でも数ヶ月ホテルが壊滅的に干されたそうです。
中越地震でも同じことが起きたと聞いています。
もうこの繰り返しは止めにしませんか?
災害は自然が起こします。
でも風評被害・キャンセルによる経済被害は
人が起こします。
同じ日本に住む者として
被災地に住む人の暮らしが戻るように
支えあいたいと思います。
田舎で手作りの産品を味わい呑み、
ささやかに暮らす人々に
思いを寄せていただければ
それだけで有難いことなのです。
今日私の暮らす集落は、
毎年恒例の春祭りの日です。
隣のお寺の蔵は屋根が壊れました。
大きく亀裂が入ってしまった蔵もあります。
一見大したことがないと思われていた我が集落にも軽微ではありますが、少なくない家庭に被害がありました。
お宮の鳥居もずれてしまいましたが、祭礼の今日までに直すことができました。
被害があっても、我が集落では神輿を出し、獅子舞を踊ることとなりました。
地震の前から子らが練習を重ねていました。
今日は寒い雨がちですが、青年団は降っても踊ると頑張っています。
神輿を入れるご家庭も被害のあった家もありますが、予定通り神輿を入れ、ご馳走を振舞う準備をしています。
お宮の桜も咲き始めました。
これから正装をしてお宮へ参り、お神酒を頂きます。
能登全域の早期復興と他の被災地でも風評被害が最小限となることを願い
一晩中神輿を担いで集落を回ってきます。