この一つ前の記事で「心の健康と食」について書きましたが、それを引き継いだお話です。
NHK生活ほっとモーニングの10月3日の番組に辰巳芳子さんが取り上げられていました。
その時初めて、辰巳さんのいのちのスープについて知りました。
母子2代の料理研究家として父君の看病の際の食事に悩んだ末、滋養溢れるスープを出して病人も介護する身にとっても幸いだったこと。
同じ番組を同僚も見たようです。
早速Amazonから購入して勤め先にもって来て置いたままです。
恐妻家の彼によると「私に嫌味で買ったのか」と詰め寄られるかも知れないことを恐れているようです。
夫婦って色々ですね(^^;ゞ
さて、同書を見せてもらうと、自分でもどうしても「いのちのスープ」を作ってみたくなり、その後すぐに書店に行きました。
私が求めたのは、
・知るを楽しむ:いのちのスープ(NHK出版)
・いのちの食卓(マガジンハウス刊、Amazon)
・いのちをいつくしむ新家庭料理(マガジンハウス刊、Amazon)
知るを楽しむ「いのちのスープ」(NHK教育)でも辰巳さんのスープを放送していたのですね…。
再放送も完全に終わっています。残念。
この本の帯には「料理をすることは、人を信じて、愛することです」とあります。
先の記事にも書きましたが、毎日の食事から摂取する物質によって心のありようも影響を受けます。
そのことを考えると、この帯に書かれたメッセージが胸に響きます。
この本の前書きに
---引用ここから
基本的なことは、「何気ない、平凡なこと」の中にあります。
(中略)
このような料理以前の心得に人々の留意を得、改善への意志にまで導くのは芯底、力を要することなのです。
台所仕事は自分の人生と他の人生を全く受容しなければ、終生重荷となる作業です。
半端なものではありません。もし逃れ難く感じたならば-
生命の仕組みに「食」はおかしがたく組み込まれていることを、気を鎮めて考えましょう。そして何時かは、自分の生命でさえ、自分のものであって、自分のものではないこと、仕えてゆく生命であることを、悟っていただけたらと思います。
---引用ここまで
思えばかく言う自分自身が、生活の根幹・基本から踏み違えていることをズハリと指摘されているようです。
絶大な人気という辰巳さんのスープ教室。
こだわりは凄まじいもので、
・野菜の切り方は「5mmで揃えなければならない」
・「鍋の蓋の裏側についた水滴には、スープの滋養が含まれているから、鍋の外にこぼしてはいけない」…
医食同源の実践現場を見る思いがします。
料理とは「理(ことわり)を料(はか)る」という意味です。
一つ一つキチンとした理由・根拠があることを、きちんと計ったように積みあげてゆくこと。
決して料理には手を抜くなという理由もよくわかります。
一方私は…忙しさにかまけて、せっかく買った本を開いても居ません。(^^;ゞ
学生時代。4~5日かけて野菜スープを作り、それをベースに2日掛けてカレーを作っていました。
手作りルーは、入れたその日は馴染まないため翌日以降が美味しいのです。
家族ができても時折作っていたので、カレーは私が作るものということに何時の間にかなっていました。
忙しくて作れなくなって数年。我が家にはカレーがでませんでした…(^^;ゞ
そんなことを思い出しながら、辰巳さんの本を久々に「眺めて」います。
こんな調子では、いつスープに挑戦できることやら…(^^;ゞ
料理の基本を始めから学び直してみる良い機会だと思っています。
参考ブログをご紹介します。
・いのちのスープ(2006.04.30:Senaさんのブログ)
→Senaさんは、他にも沢山のお料理を記事にしておられます。
・いのちのスープ(2006.01.26:シニアおしゃれくらぶのブログ by (有)おしゃれ企画)
→辰巳さんとのやり取りから、その想いが伝わる記事です。
NHK生活ほっとモーニングの10月3日の番組に辰巳芳子さんが取り上げられていました。
その時初めて、辰巳さんのいのちのスープについて知りました。
母子2代の料理研究家として父君の看病の際の食事に悩んだ末、滋養溢れるスープを出して病人も介護する身にとっても幸いだったこと。
同じ番組を同僚も見たようです。
早速Amazonから購入して勤め先にもって来て置いたままです。
恐妻家の彼によると「私に嫌味で買ったのか」と詰め寄られるかも知れないことを恐れているようです。
夫婦って色々ですね(^^;ゞ
さて、同書を見せてもらうと、自分でもどうしても「いのちのスープ」を作ってみたくなり、その後すぐに書店に行きました。
私が求めたのは、
・知るを楽しむ:いのちのスープ(NHK出版)
・いのちの食卓(マガジンハウス刊、Amazon)
・いのちをいつくしむ新家庭料理(マガジンハウス刊、Amazon)
知るを楽しむ「いのちのスープ」(NHK教育)でも辰巳さんのスープを放送していたのですね…。
再放送も完全に終わっています。残念。
この本の帯には「料理をすることは、人を信じて、愛することです」とあります。
先の記事にも書きましたが、毎日の食事から摂取する物質によって心のありようも影響を受けます。
そのことを考えると、この帯に書かれたメッセージが胸に響きます。
この本の前書きに
---引用ここから
基本的なことは、「何気ない、平凡なこと」の中にあります。
(中略)
このような料理以前の心得に人々の留意を得、改善への意志にまで導くのは芯底、力を要することなのです。
台所仕事は自分の人生と他の人生を全く受容しなければ、終生重荷となる作業です。
半端なものではありません。もし逃れ難く感じたならば-
生命の仕組みに「食」はおかしがたく組み込まれていることを、気を鎮めて考えましょう。そして何時かは、自分の生命でさえ、自分のものであって、自分のものではないこと、仕えてゆく生命であることを、悟っていただけたらと思います。
---引用ここまで
思えばかく言う自分自身が、生活の根幹・基本から踏み違えていることをズハリと指摘されているようです。
絶大な人気という辰巳さんのスープ教室。
こだわりは凄まじいもので、
・野菜の切り方は「5mmで揃えなければならない」
・「鍋の蓋の裏側についた水滴には、スープの滋養が含まれているから、鍋の外にこぼしてはいけない」…
医食同源の実践現場を見る思いがします。
料理とは「理(ことわり)を料(はか)る」という意味です。
一つ一つキチンとした理由・根拠があることを、きちんと計ったように積みあげてゆくこと。
決して料理には手を抜くなという理由もよくわかります。
一方私は…忙しさにかまけて、せっかく買った本を開いても居ません。(^^;ゞ
学生時代。4~5日かけて野菜スープを作り、それをベースに2日掛けてカレーを作っていました。
手作りルーは、入れたその日は馴染まないため翌日以降が美味しいのです。
家族ができても時折作っていたので、カレーは私が作るものということに何時の間にかなっていました。
忙しくて作れなくなって数年。我が家にはカレーがでませんでした…(^^;ゞ
そんなことを思い出しながら、辰巳さんの本を久々に「眺めて」います。
こんな調子では、いつスープに挑戦できることやら…(^^;ゞ
料理の基本を始めから学び直してみる良い機会だと思っています。
参考ブログをご紹介します。
・いのちのスープ(2006.04.30:Senaさんのブログ)
→Senaさんは、他にも沢山のお料理を記事にしておられます。
・いのちのスープ(2006.01.26:シニアおしゃれくらぶのブログ by (有)おしゃれ企画)
→辰巳さんとのやり取りから、その想いが伝わる記事です。
以前私もテレビでこの方のスープの話を聞き、すごく勉強になり、気になっていました。
でも、名前を覚えていなくって、今日このブログを見てよかったぁ~~~♪って思いました。ありがとうございます。
うちは昨日から息子が鶏肉としょうがとネギでコトコトとスープを作ってくれて、今日はそれであったかいお雑炊を作ってくれました。ほのかな生姜の香りが良くて、どうやったの?って聞いたら、生姜を切らずに丸ごといれたので、きつい味にならなかったんだよと逆に教わりました。うちの息子すご~~い!と思うぐーたら母です。(^^;)
図書館でも必ず問い合わせが来ます。
「あなたのために」というスープの本がありますが、
その中に紹介されている玄米のスープを我が家でも
作ったことがあります。
とても美味しかったですよ。
それにしても、凄い息子さんですねぇ~(@o@)
生姜まるごと
僕にも参考になりました。
ちなみに、情報源はどこでしょうか?
教えてくださいませ。m(_._)m
辰巳さんの本。
図書館でも引っ張りだこ
なんですね。
そうなんです。
玄米スープ
しいたけスープ
が先ず作りたぁ~いV(^^)v
こういうシンプルな物ほど、
基本がきちんとしていないと
ちゃんとできないんですよね。
ガンバろ(*^-^*)
切ったら少し苦味出るでしょ!って言われて、黙ってしまった私・・・そういや、そんな気もします・・・
やっぱり料理に対する姿勢が違うのかなぁ~~~(^^;)
ちなみにスープの鶏肉も手でさいて、味が染みるようにしてくれていました。
良いお嫁さんになれそう…(^^;ゞ
う~ん。立派だなぁ~
もんち君の爪の垢煎じて置いてください。
今度お会いした際に、頂戴したい…です…
お母さんの本も持っています。
でも無理!
まずこういうことをしてくれる奥さんをもらうのが無理。
自分でするのはもっと無理。
経済や家族の生き方まで変えないと、辰巳さんのような料理は作れません。大家族で、家にはしっかりとお庭があって、よく人が集って、というイメージですよね。
だから、あまり実用書としては読んでいません。
でも、一つの基準なので、辰巳さんのような人には長生きしてほしいですね。
お説ご尤も(^^;ゞ
僕の場合、変な(といっては辰巳さんに失礼ですが…)
処にこだわってモノを作るのが好きなので
挑戦してみたいのです。
そうすることで、彼我の差を感じ、
また歩み始める…
ってちょっと格好よすぎでしたか…(^^;ゞ