はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

謹賀新年

2009-01-08 20:15:23 | 田舎暮らし雑記
明けましておめでとうございます

気づいたら、年が代わり
このブログと言えば昨年秋口から全く更新なし…(^^;ゞ

すっかりご無沙汰しています。m(_._)m

本年もこんな調子でしょうけれど、
どうぞ宜しくお願いいたします。


さて、忙中の閑でちょいと気が向いたので
写真を整理していると…

昨年12月4日から急な出張で
沖縄に行った時の写真が気になりました…

機上から富士山と日本アルプス
羽田から那覇に向かう飛行機から撮った写真です。
富士山がくっきりと写り、背景には南アルプスの山並み

写真ではハッキリとは判りませんが、
この後飛行機が移動するにつれ、白山も眺めることができました。
白山は、加賀の名山です。

富士山のある静岡は僕の産まれ故郷
白山のある石川は、今の僕のふるさとです。

この二つの山を同時に眺められるとは
思ってもいませんでした。

思いがけない出張の冒頭に、
思いがけない素晴らしい光景…


この出張は本当に思いがけなく突然降って湧いたものでしたが、
うちな~のちょーでーに連絡したところ、
仕事を放ってでも相手をするから会おう
ということになり、翌日の金曜日
すっかりお世話になってしまいました。

ちょーでーは、自分のことは後にして
人のことに一所懸命になる人であることが
改めて今回、よく判りました。

唄の歌詞や、言葉には聞きますが
いまどき、こんな凄い正真正銘の他人事優先の人を目の前にして
ほんとうに頭が下がりました。

さて、突然沖縄に呼ばれたのには、
何か訳があるね~
と話をしていて、金曜の夜に
「日中に会ったあの人と
きちんとつながることかも知れない!」と気づき、
これまた急遽
帰る翌土曜日の午前中に
その方と再び会うアポを入れていただきました。

会うべきときは、ちゃんとお会いできるようです。

今度はちゃんとしっかりお話をしました。
素晴らしい出逢いがまた一つ。
頂きました。
有難いことです。


人には「人と人とが出逢う確率は、天文学的に希少なんだよ♪」などと言いながら
自分は本当に出逢いを大切にしてきたのだろうかと
今、しみじみ思い反省しています。

破壊の亥年、零リセットの子年と
まるで絵に描いたような二年間でした。
今年は、新しい一歩を踏み出す丑年となりました。

どんな出逢いが待っているのか。
これまでと変わらぬご縁も見つめながら
牛歩といえども確実に歩んでいきたいと
年頭、観じています。

新米できました

2008-09-23 21:19:50 | 田舎暮らし雑記
一昨夜東北出張から戻り、
昨日は金沢と富山で会議。

今日漸く、
もみすり・乾燥を終えて玄米になった我が家の米を
受け取りにライスセンターに行けました。

玄米で30Kgの袋にしめて33袋+端数
昨年より3袋少なく、1割減の収量でした。

30kg×33袋≒1トンを
センターから軽四トラックに積み、蔵に運びいれます。

地主への年貢と、親戚へ送るため、
うち数袋は、そのまま運んだり精米したりしました。

普段、口先と指先しか使わない仕事の仕方をしているので
これだけの作業でもヘロヘロ~(^^;ゞ

出張で溜まった資料や企画書作成など
その後回しになりました

本当は体力仕事の前にしたかったのですが、
午後から雨模様との予報で前倒しに

海外から能登を取材したいとの要請があり、
そのコーディネートに走り回ったり、電話しまくったり
忙しい…もとい
充実した一日に(^^;ゞ
なりました。

先週の東北は素晴らしい出逢いの連続でした。
明日から岐阜・東京です。

戻ってから、件の「海外からの取材」同行で一週間出ずっぱり…

東北の記事アップはしばらくお預けになりそうです。

稲刈終了

2008-09-14 18:52:23 | 田舎暮らし雑記
今日は稲刈り
朝6時半に起きて準備。

数日前まで雨天との予報が、昨日辺りから「晴れ」に。
起きてみると、予報通りの快晴です。
殆ど倒れている奥の田んぼ
既に全ての田んぼの四隅は、義母が手で刈ってあり、コンバインで刈る準備は整っていました。
この田んぼは、お盆前後の大雨から稲穂が倒れてしまい、刈り取りが難しそうです。

一番青い田んぼ
一方、こちらの田んぼは裏山の日陰になるため未だ青く、刈り取りには少し早そうです。
が、年寄りとサラリーマン世代の我が家では、休日に済ませてしまわなければ人手が足りません。
本当は、作物の事情に合わせなければならない刈り取りを、人間様の都合に合わせるという勝手…

稲刈り開始
我が家が作っている田んぼは僅かなため、大型農機具は一切持っていません。
お隣のFさんにお願いしてコンバインで刈ってもらいます。
Fさんも早朝から入念な機械整備をしてくれていました。

ところが、田んぼに行ってみると、昨夜から明け方に掛けて冷え込んだため稲に朝露がびっしり。
稲が濡れていると、機械に絡まって上手く脱穀できなくなります。

しばらく田んぼで待機。
稲刈日和の青空
待っていると風も少し出てきました。
トンビが風に乗って舞っています。



黄金の稲穂
30分程も待っていたでしょうか。
コンバインも再稼働し始めました。

陽に透けて黄金色に輝く稲穂

機械は一見順調に刈り取りしていますが、
その跡を良く見ると、かなり刈り損ないの稲や、落穂があります。
残念ながら、全てを機械任せにできません。
落穂拾い
機械の跡をなぞって歩き、コンバインが切り刻んだ藁の中から落穂を見つけて拾います。
こうやって集めた落穂も量にすると決して馬鹿になりません。
ぐるぐる回って何週も田んぼの中を結構歩きます。

一枚目稲刈終了
一番面積が大きなこの田んぼも2時間半ほどで刈り終えました。
籾袋に全部で29.5袋
この段階では昨年よりやや多目ですが、空や未成熟の籾がどれ程あるかによって、玄米となった後の量はかなり変わってしまいます。

二番目の写真で紹介した田んぼも午前中で刈り終えました。
こちらは、5袋。
量的には昨年同様ですが、照りが浅いので結果はどうでしょうか。

倒れている稲を刈る
昼食後、あまり休みも取らず再開です。
義母が「難関」とボヤいて心配甚だしい奥の田んぼを刈ります。
どうも義母は、この田んぼに限って最後の肥料をやりすぎたそうです。
成長しすぎた稲はひょろひょろになり、風に弱くなって倒れやすくなります。

写真では判りにくいかもしれませんが、風に煽られた稲は、てんでばらばらに倒れていて、このままでは機械がキチンと刈り難い状況です。
義母の実家の叔母さん(お嫁さんです!)や、Fさんのばあちゃんも応援に駆けつけてくれました。
みんなで、機械が刈りやすいように倒れた稲を手で刈ったり、絡まった糸をほぐすようにして整えていきます。

昨年より気温が低く、雲で日射を遮られていた時間が長かったため、身体は少し楽でした。

この田んぼは14袋でした。
やはり昨年より2袋ほど少なめ。

合計では昨年同様で、とりあえずは一安心。

はぞ掛け
周囲では、伝統的な「はぞ掛け(はざ掛けとも)」をしている家もありました。
バインダーで刈り取り、長いままの稲穂をこうやって天日で干して乾燥させる昔ながらのやり方です。
この「はぞ掛け」米は、特に美味しいことは皆承知です。
が、なにせお天気任せなので、掛けた後に台風や秋雨が来ると、濡れないように外したり、掛けなおしたりと手間は物凄くかかります。

籾を乾燥
大変残念ですが、そこまでの手間を掛けられないので、止む無くライスセンターに籾を持ち込み機械乾燥。
今では流通している米はほぼ全量が機械乾燥によるものです。

乾燥機も予約手配しておかないといけません。
以前は順番待ちで、刈り取り後も即日には乾燥できない事もあったそうですが、農家が減ったのか、高齢化でサラリーマンを退職して曜日が関係なくなり刈り取りが集中しなくなったのか、近頃では順番待ちはなくなりました。

あとは、くず米が少ないことを祈るばかりです。

光る青空
午後3時にはすべての作業が終わりました。
空を見上げると、素晴らしい光景が…

畦端の花たちの美しさ
目の前に飛来して藁を掴んで行く鳶の大きさと、その鳴き声
刈り終えて田んぼに撒かれた稲藁の間を飛び跳ねる茶色い蛙
渡る風、土と草の香り

藁ごみや埃で腕や顔はヂガヂガしますが、
五感を刺激して大地・自然と向き合えた一日でした。

シャワーの一際気持ちよかったこと
そして今夜のビールも一段と美味しいことでしょう


大地の恵み、お天道様・自然に感謝です。

そして、手伝ってくれた方々。
ありがとうございました。

明日は稲刈り

2008-09-13 23:47:21 | 田舎暮らし雑記
今日は、娘の学校の文化祭でした。

昨年まではPTAの役員をしていましたが、
今年はリタイア。

お客としてしか参加できないのは、
ちょっと物足りないものです。

まだ操作に慣れないデジイチを抱えて
娘最後の文化祭を撮りましたが
ファインダーを通して見る
娘が「綺麗になったなぁ」と…

完全に親バカの典型ですね(^^;ゞ


さて
明日は我が家の稲刈りです。
周りの田んぼは既に刈り終えていますが
若い衆(僕ら世代)がサラリーマンなので
週末でなければ稲刈りができません。

台風の動向も気になります。


収穫米は自分たちも食べるので
元々かなりの減農薬米なのですが、
今年は、僕が忙しくて
一度も農薬を散布できなかったため
殆ど農薬不使用米となりました。

収量が減っているかどうか、
虫に食われて品質が低下していないかどうか
脱穀乾燥後、わかります。


世間では米に関して物議をかもしていますが、
農家の立場から言わせて頂ければ、
農家自身が食べる米の作り方と
同じ状況で育てた米を直接入手されるのが一番安心です。

つまり、農家と直接交流・友人関係になるのが
一番の防衛手段です。

地方で開かれている農村体験・交流イベントへの参加を通じて
信頼できる農家を見つけ、直接つながっていくことで
流通で生ずるかも知れないリスクを
互いに避けられれば、生産者・消費者とも
ハッピーになれるはず。

個別送料分は負担が増えるかもしれませんが
共同購入で軽減するか、
あるいは保険と思ってみるのも手かもしれません。

WindowsXPが休止できない

2008-09-02 11:03:13 | 田舎暮らし雑記
常用しているノートパソコンが遅くなってきたので、メモリを1GB増設しました。
4,000円ちょっと…の投資。

Windowsを終了する際、いつも「休止」モードを活用していました。
スタンバイだと復帰が早いのですが、電池を食いますので、ノートの場合は休止が便利です。

ところが、メモリを増設して以来、「休止」を選択すると一旦休止しようとするのですが、何故か終了せずに元に戻ってしまいます。
で、この現象がでると終了メニューから「休止」が消えて選択できなくなってしまいます。
不思議なことにこの現象が出たり、出なかったり
どうも2つ以上のソフトを起動していると駄目な感じ…

周囲に聞いても?な返事ばかりだし、
深刻なトラブルでもないのでしばらく様子を見ていました。

週末、不意に「Windows 休止ができない」でググッて(Google検索)見ると…
上位に「へーいち」さんのブログ記事「WindowsXPが休止できない」(2006.02.16)
みなさん、メモリの増設で同様のトラブルに遭遇しているのですね

この症状は
WindowsXP SP2以降等でメモリを1GB以上に増設する
と発生するそうです。

既にマイクロソフトからも公式パッチが出ていました。
Windowsで休止にならない
日付などを見ると、既に以前から知られている現象のようです。
上の公式ページはほぼ1年前に最終更新されて以来、変わっていないようですので
状況把握・対応も、今では安定しているようです。

このパッチ
XPの場合、SP2以降で無いと適用できません。
僕の他のPCは、敢えてSP1のままにしてあるので、
インストール自体ができず、NGでした。

ちなみに、SP1のマシンでも類似の症状がでています。

マイクロソフトさんのSP(サービスパック)を当てて
逆に動作が不安定になったり、遅くなったりする例があるらしいので
個人的には、不自由なく動作しているPCにこれらを当てるのは躊躇します。

ディスクトップは、スタンバイか完全終了をよく使うので
まぁいいかってな処です。

XP等でメモリを増設しようとお考えの際は、
ご留意されると良いかもしれません。

それにしても、2年半前に書かれたへーいちさんのブログ記事で
状況がよく判り公式ページにも即、行き当たることができました。

便利な世の中になったものです。
検索サイト、ブログ著者のみなさんに感謝します。