「影響の輪」を広げる

向上心旺盛と自画自賛している中年おじさんのブログ日記

エコポイントが半減するので、量販店の店内は大混雑

2010-11-29 | シンキング

土曜日、日曜日ともに、量販店のテレビコーナーは、エコポイントの駆け込みで、混雑していた。

来月から、テレビの40インチ、42インチのエコポイントが、23,000ポイントから11,000ポイントに半減以下(12,000ポイント減)となる。

この駆け込み需要で、12月商戦がどうなるか楽しみ。

私の予想は、多分、42インチのテレビの場合、現行価格(13万円)より12千円以上安くなる。

 

家電商品は、経済学の「需要と供給」の関係で価格が動く。

価格.COMの製品価格情報を見ると、分かる。

詳細は、ここを参照:

http://kakaku.com/item/K0000104856/pricehistory/

 

①9月は、上期決算月で、売り上げを上げたいため、販売価格を安くしてきた。(需要が低下したので、価格を下げる。)

②10月の初旬は、決算期の翌月と言うこともあり、販売価格も低下(最安値10万5千円)が続く。

③エコポイントの変更を発表した途端、販売価格は、上昇傾向に反転。

(需要が増加したので、価格を上げる)

④結局、10月8日頃の価格から最近の販売価格(最安値13万円)は、2万5千円近く高くなっている。

 

私の予想は、次のとおり。

①12月は、需要が減る(1月以降の製品在庫が増加する)。

②年末商戦のため、販売価格を安くする。

③多分、最安値の販売価格は、10万円を切る。(3万円以上の値下げ)

 根拠は、本来なら10月8日までの価格推移の延長線上で価格が下落するのが、本来の姿と考えるため。

 10月8日以降の販売価格上昇は、異常な現象。

④結局、削られたエコポイント12,000ポイント以上の販売価格の低下になる。

 

・消費者は、エコポイントの半減情報に踊らされていることに気づいていない。

・政府が言っていた、エコポイントのソフトランディングにはならなかった。

こうならないことは、このブログでも言っていた。

 → http://blog.goo.ne.jp/hirat55/d/20101008

・エコポイントの利用は、更に増加するとも書いた。

  → http://blog.goo.ne.jp/hirat55/d/20101110

 

しかし、10月8日時点では、テレビの販売価格が、こんなに上昇するとは思っていなかった。

せいぜい販売価格の下落が止まる程度と考えていた。

メーカーも消費者の足元を見ている感じは否めないが、これは、需要と供給の関係で価格設定さあれるので、仕方ない。

メーカーも一時的な需要のために簡単に増産できない。

 

需要が減れば、価格は下がる。

製品の陳腐化も進めば、価格も下がる。

だから、価格は、下がると断言する。