◎今日の一枚 353◎
Eagles
Hotel California
天気が心配だが、明日からいよいよ日本シリーズだ。楽天イーグルスが日本シリーズを戦うなんて夢のようだ。やはり、地元に球団があるのはいいものだ。以前は私も何度か球場に足を運んだものだが、渡辺直人がトレードされたあたりからちょっと熱が冷めてしまって、球場には行っていない。
けれど、やはり嬉しいことに変わりはない。パリーグ制覇の時も、日本シリーズ進出決定の試合も、テレビの前でだが大きな声をあげ、応援グッズを使って応援した。渡辺も鉄平も草野も山崎も、かつて球場に行ったころに活躍していた選手はもうほとんどいない。そのことがやや心にひっかかるが、基本的には素直に応援できる。金で選手を集めたジャイアンツは強敵だ。もしかしたら、楽天はボコボコにされるかもしれない。それでも気持ちで負けず戦ってもらいたい。応援グッズを使い、またテレビの前で応援したい。
なお、ジャイアンツの阿部選手には、震災の時、胸に「JAPAN PRIDE」とプリントされた、アンダー・アーマーのウインドブレーカーを支援してもらった。金満球団、巨人軍は嫌いだが、阿部選手には頑張ってもらいたい。
※ ※ ※ ※
もちろん、楽天イーグルスということで、イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』、1976年リリース作品だ。先日購入した「Eagles The Studio Album 1972-1979」のうちの一枚である。ロックの名盤と呼んでさしつかえないだろう。アルバム全体のトーンや、曲の配置にも気が配られ、非常によくできたアルバムだと思う。
②New Kid In Town が好きだ。このアルバムで一番好きな曲である。いい曲だ・・・・。⑤Wasted Time(reprise)を聴いて、浜田省吾の『約束の地』の「マイ・ホームタウン」の前のやつを思い出すのは私だけだろうか。
①Hotel California はもちろん名曲である。メランコリックな曲想。歌詞構成のみごとさ。十二弦ギターの響き。静かなレゲエのビート。絶妙のタイミングのオブリガード。そしてなんといっても、ドン・フェルダーとジョー・ウォルシュによるツインギター。どれをとっても素晴らしい。ただ一方で、ほかの曲でなぜツインギターがフィーチャーされなかったのかという疑問と不満はある。もう少し、ツインギターを前面に出しても良かったのではないか。また、あまりに素晴らしいサウンドのためか、アルバム全体の中で、この曲だけ浮いているように感じるのは気のせいだろうか。
しかし、それにしてもである。私のカーステレオのHDDには、この名盤『ホテル・カリフォルニア』の次に、最近の2枚組『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』が入っているのだが、車を運転しながら、いつも後者の方に共感をもってしまうのは一体どういうことだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます