今朝フルートの練習をしているとウグイスの鳴き声がひときわ大きく聞こえた。
いつもなら、そのまま聞き流すのであるがいつまでも聞こえるので、もしかしたら撮れるかもと思いカメラを持って鳴き声の方に行く。
内心、声は聞こえても姿は見えないだろうなぁと思っていたが、しばらく声の方角を見ていると姿を現した。
松の枯れ枝に止まって鳴き始めた。シメシメ・・・
だが、空は生憎の曇り空。
モロ逆光であるが露出補正を大きく+にして撮影。
ウグイスの声が大きいのは喉の袋が大きく膨らむためのようだ。
そしても一つの発見は、通常「谷渡り」と言われる鳴き声は飛びながら鳴くと思っていたが、そうでは無く枝に止まったまま、あのような鳴き方をするのだと確認できた。
私にとっては新発見である。
さらに蛇足ではあるが、今年近くで聞くウグイスの鳴き声は
ホ~~ホケキョピッ。
ホケキョの後に「ピッ」と一声入るのである。
永年ウグイスの声を聞き、これも初めてのような気がするが、日頃の観察力不足で気が付かなかっただけかもしれない。
日課の散歩をたまには別な所でとチョットと足を延ばし標高300mほどの山に出かけた。
平地の桜は多治見でもかなり散っているのにここは今が満開。
花見をしながら山道を歩いていると珍しい花を見つけた。
黄色いショウジョウバカマである。
家に帰って調べるとキバナショウジョウバカマだと分かった。
今までショウジョウバカマは多少色が違っていてもほとんどが赤紫系統の色でまさか黄色があるとは全く知らなかった。見つけたのはこれ一本のみである。
ハルリンドウを撮影していたら雷が鳴り降り出しそうになってきたので車まで戻り待機。
雷雲も遠ざかったので再度ハルリンドウを撮りに行ったらすべて花が閉じてしまっていた。
しばらく待ったが開きそうにないので本日の撮影は終了。
帰宅途中に車からきれいな虹が見えた。