久しぶりにカワセミを撮った。
今頃は繁殖期で雌は抱卵している頃だと思うがこの雄は独り身なのだろうか。
何処かへ餌を運んで行く様子もなかった。
アオゲラの雌が撮れた。
アオゲラは、ほぼ雌雄同色だが頭の赤い部分が頭頂部まで赤いのが雄。
今回の個体は赤い色が後頭部までしかないため雌と判別できる。
同じキツツキの仲間でもコゲラは枯れた木の幹に巣穴を作るのに対してアオゲラは生木に
巣穴を作る。
今頃は抱卵中だろうか? もしかしたらこの個体は雛に与える餌を探しに来たのかも?
野鳥には季節によって姿(羽色)が変わるものがいる。
よく知られる野鳥にカモ類がいるが小鳥にもノビタキ雄のように夏羽、冬羽で別種のように見える鳥もいる。
そして、ダイサギ、コサギにも夏羽、冬羽の違いがある。
上はコサギ冬羽とカワウ。
下、コサギの夏羽。2本の長い冠羽があり背の先に飾り羽根が出る。
さらに短期間だが婚姻色として嘴の根元がピンク色になる。
足指も赤みがかっているはずだが撮せなかったため次回チャンスがあれが撮りたい。
ダイサギも夏羽は飾り羽根が出るが婚姻色もある。
ダイサギの婚姻色は嘴の根元が青色になり、脛の上が赤色を帯びる。
図鑑によると日本産チドリ類では最少とある。
近所の空き地で良い声がするのでそちらを見るとコチドリが鳴いていた。
鳴くというより囀りのように思えたがとにかくとてもよく通る声で耳の悪い私でも
よく聞こえた。
ネモフィラを見に可児の花フェスタ記念公園に出かけた。
ここは春のバラで賑わうところであるが今は準備中で土の入れ替え作業などをしており
ネモフィラとチュウリップくらいしか見る花がなかった。
オオテマリがきれいだったのでパチリ。
ヤマガラは桜の木にいる小さな虫を探して食べる。
ヒヨドリは虫も食べるが級蜜もする。
メジロもメインは級蜜
シロハラはもっぱら枯れ葉などの下にいる虫探し。
桜の散る頃まで滞在でそろそろいなくなる頃。
雨上がりのややくらい時間帯、コゲラを撮っていたらそこにもう一羽が来て交尾。
シャッタースピードもあまり上げられずブレてしまったが貴重なカットが撮れた。
雄が飛び去った後、数秒はそこにじっとしていたがその後何もなかったかのように餌を探し始めた。
今頃は何処かの巣穴で卵を抱いているだろうか?
ニュウナイスズメに初めて出会ったのは何年か前に戸隠に行ったときが初めてである。
私の住んでいる多治見市では見られないと思っていたが野鳥仲間から多治見市でも桜の頃に見られると聞き
注意して観察していたら昨日見つけた。
スズメによく似ているが雄はスズメと違い頬に黒い斑点がなく頭部の茶色もスズメより色鮮やかな茶色。
その他にも細かい違いがある。
スズメは雌雄同色であるのに対しニュウナイ雀の雌は雄と違い色が薄く眉半がありハッキリと雌雄の区別がつく。
多治見市で見られるのはおそらく越冬地の南から繁殖地の北に移動する途中ではないかと思う。
この時期は野鳥の移動時期で思わぬ野鳥にであるチャンス。