今日は、瓦人さんに出荷した紐のしが、なんと釘穴がちゃんとあいていないと言われ、
在庫の紐のしを確認したのですが、それはちゃんと穴があいていたので
頭の中は
なんでだろ なんでだろ なんでだろ なんでだろ なんでだろ なんでだろ
こんな感じでした。
大きな現場で、完成したら見に行きたいと思っていたのもあるので
いつも忙しい瓦人さんに申し訳ないなと思いながら、連れて行ってもらいました。
屋根屋さんの社長さんて、どんな人が出てくるのだろ・・
そんな事を思いながら行ってみたら
キリリとした顔の若い人でした。
そして、紐のしを拝見させてもらうと、
やはり穴はあいていませんでした。
途中まできているのですが、貫通していなくて、
アンカーが入らないようでした。
実は、恥ずかしいですがアンカーを見るのは初めてだったので
こんな風にするのかと、もうひとつ勉強になりました。
屋根屋さんの意見をじかに聞けることが無いので
こんな形ですが、私自身これも貴重な体験となりました。
そして、色々と香川県の家を見せてもらいながら
帰りました。
さっそく、鉄工所さんに相談したところ
紐のしは、二台のプレスでかわるがわるきっているのですが
釘穴の出るパターンが二台とも違うらしく
出方が悪いほうのプレスできった時のが、貫通していないようでした。
以前、鉄工所さんにその話は聞いていたのですが
釘穴の貫通に関係しているとは思っていなかったのが
原因でした。
もっとしっかり管理すべきでした。
とても反省した一日です。
天からの声を大事にしていきたいです。
ほんと日々勉強ですねぇ。
>足袋人さん
コメントありがとうございます。
色々勉強になりました。
もっと頑張りたいので、また色々と教えてください。
足袋人さんの名前の由来は、
とても笑いました。
現場の声が届きにくいものです。
今までも小言は色々言ってきましたが 実際に足を運んでくれたのは”紐のし屋”君が初めてです。
同じ職人としてその姿勢には胸を打たれました。
これからも頑張っていい瓦を作って下さい。
今日は勉強になりましたね。
お客様からの声(クレーム等)は天からの声です。
注意してくれるうちがハナだと思って頑張りましょう。
ホントありがたいことですね。
これで、紐のし屋さんもまた一皮むけたかも・・・(笑)
一生勉強ですね。