寄り道～明王院

鞆の浦の旅、つづき…

時間があれば福山近辺か、尾道方面へ立ち寄る予定でしたが…鞆の浦でゆっくりしすぎて寄り道の時間がなくなってしまいました。帰りの通り道近くにあるという明王院のみ立ち寄ることに。
さすが！国宝というだけあって、とてもりっぱなお寺でした。

＜３月７日撮影＞

明王院

明王院は福山市にある真言宗大覚寺派寺院で、807年（大同2年）弘法大師の開基と伝えられています。本堂は全体に和様、細部には唐様を用いた折衷様式で、この様式としては現存する最古の建物だそうです。五重塔は、全国の国宝塔の中でも5番目の古さを持つ美しい塔で、本堂と共に国宝に指定されています。


本堂（国宝）

ご本尊は十一面観音菩薩。中国三十三観音霊場第八番札所ということで、巡礼をされている方たちに出会いました。、


本堂を斜めから…とてもりっぱですね！


五重塔（国宝）…美しいです！


ここにもりっぱなお雛様が飾ってありました。

数年前「関西花の寺二十五カ寺」を巡りましたが、中国地方にも「山陽花の寺」というのがあり、ここ明王寺も山陽花の寺二十四か寺の第十八番札所になっています。
山陽花の寺は山口県・岡山県・広島県に点在する24ヶ所の霊場のことで、平成22年（2010年）に開創されました。広島県の大聖院を起点とし山口県、岡山県と巡り平和都市広島市の観音寺を終点とした霊場の道筋を「ピースロード」と称し、開創の目的の一つとして平和への願いが込められているそうです。

「花の寺巡り、してみたいね」
「山口はちょっと遠いので、日帰りは無理かな～」
「姫路発のツアーがあればいいのにね」
おばさん二人の会話でした。

ということで…
鞆の浦の旅は充実したとっても素敵な旅になりました！


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