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A.himeのフォト日記

日常の思ったこと、感じたことを自由に気ままに・・・
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大和の古刹~當麻寺へ

2012-05-28 | 写真と旅
21日、葛城山の真っ赤なツツジを堪能した私たちの次の目的地は當麻寺でした。當麻寺は2009年4月、関西花の寺めぐりで訪れた所で、その時は花の寺21番札所「西南院」の本堂で住職さんの説法を聞き、書院と美しい庭園(池泉回遊式庭園)を巡り、ボタンの花の咲き揃う庭を見学しました。

今回のツアーでは當麻寺は自由散策だったので、中之坊に行ってみることにしました。

<5月21日撮影>

中之坊入り口の山門


庭園

ボタンにはもう遅く、アジサイにはまだ早いようで… ちょうど花の時期の狭間なのか、お庭の手入れもちょっと…という感じでした。自然で素朴でいいと言えばそうですが…^^; 


唯一きれいだったのがこの花、ハニーサックル

當麻寺は西方極楽浄土の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、曼荼羅にまつわる中将姫伝説で知られる古寺です。612年、聖徳太子の弟、麻呂子親王が創建。のち681年に孫の當麻国見がこの地に遷造したと伝えられ、豪族當麻氏の氏寺として栄えました。
天平建築として東・西に二基の三重塔(国宝)が並ぶのは全国でもここだけで、鎌倉時代に再建された金堂、講堂(共に重要文化財)とともに白鳳伽藍を今に伝えています。本堂(国宝)は曼荼羅堂とも呼ばれ、中将姫が西方浄土を蓮糸で織り描いたとされる當麻曼荼羅(国宝)を本尊とし、金堂には漆に金箔を押した日本最古の塑像、塑造弥勒仏坐像(国宝)と、乾漆四天王像(重要文化財)が安置されているなど、文化財、宝物が数多くあります。


當麻寺境内図

當麻寺境内には多くの塔頭・子院(真言宗5院:中之坊・西南院・松室院・不動院・竹之坊、浄土宗8院:念仏院・護念院・来迎院・極楽院・奥院・千仏院・宗胤院・紫雲院)があり、中之坊庭園「香藕園」(江戸時代初期作庭)は国の史跡・名勝に指定され、大和三名園の一つとされています。


當麻寺の仁王門(東大門)と参道

當麻寺はボタンの寺としても有名で、4月下旬から5月はじめには境内や子院、庭園にはボタンの花が咲き乱れ、ボタン祭りも開催されるようです。以前来た時はちょうどボタンの時期でとてもきれいでした。苗の販売もしていて、この時友人が買って帰ったボタンの花がきれいに咲いたと写メが届きました。
もし、次に訪れる機会があれば、奥院へも行ってみたいと思います。


訪問ありがとうございます。

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コメント
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