ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

麻疹に関する記事「「はしか感染」を防ぐために今からやれること」

2018-05-16 21:14:47 | 新聞記事など
麻疹に関する記事「「はしか感染」を防ぐために今からやれること」

麻疹に関する記事がありました「はしか感染」を防ぐために今からやれること
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180516-00220927-toyo-soci」

記事によると「海外からの旅行者が沖縄に持ち込んだ麻疹(はしか)の感染が拡大し、感染者が150人を超えている。」、「「はしかワクチンの定期接種は2006年、MRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)による2回の接種に変更され、1歳児と小学校入学1年前の間に行うことになっています。今の子供たちの95%前後は免疫(抗体)を持っています。ですから、以前のような何万人も患者が発生するというような流行にはなりにくいでしょう。ただ、感染者が徐々に増えて数百人になり、やがて1000人というように増えると、亡くなる方も出てくるでしょう。」「はしかにかからないようにするためには、予防接種を受けるしかありません。自ら行動を起こしてください」(岡部所長)」
 「はしかにかかったことがなく、一度もはしかのワクチンを受けたことがない人は、早めにワクチンを接種したほうがいい。1回接種している人は、今の状況が落ち着いてからでもいいので、もう一度ワクチンを接種したほうがいいという。」
 「子どもに予防接種を受けさせることも大切だ。まだ小さい子どもたちは、自分で予防接種に行けない。」「「以前、大学生の息子がはしかにかかった後に脳炎を起こし、重い障害が残ったというような事例がありましたが、子どものとき、定期のワクチン接種を受けていませんでした。その親御さんが『自分は親としての義務を果たしていなかった』と語っていました」(岡部所長)」「何か起きてから過去を悔やんでも始まらない。子どもを定期接種の時期にきちんと受けさせておく。これは親の務めと心しておきたい。」

 予防接種は本当に必要なのですが、群馬県には予防接種をしないで良いという内科小児科の医師がおり困っています。薬を使わない自然治癒をうたっていますが、実は死と隣り合わせで大変危険です。間違った情報に惑わされないで必要な予防接種は受けましょう。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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