【ハケンという蟻地獄】秋葉原通り魔事件:派遣労働者とメディアが懇談会
派遣とは本当に恐ろしい地獄の職業だったようです。
闇金に金借りて、返済できなかった人が行くような、そんな地獄絵図があったようです。怖いっすよ、マジで。当然ながら派遣で働いている人たちは、特に悪人という訳でもないし、社会的にそういう「地獄」へ追いやられるような事をした訳でもないと思うのです。
そりゃ、生き方の選択を少し間違っちゃった人もいるかも知れないけど…地獄を見るほどヒドイ状況になる事はない。
不景気、格差社会、そんな時代には、行政が社会の隅々まで見通して、不備をすぐさま正してくれなくては、派遣労働のような地獄を見る人は、この先どんどん増えていくと思います。
ああ…僕は派遣じゃなくてよかった…って、同じようなものか…。
漫画業界だって厳しい状況になりつつあるように思います。
漫画家と出版社の関係は、ますます悪くなり、出版社は漫画家を利用して金儲けをたくらみ、間に入る編プロはマージンをとり、原稿料は半額に…。漫画家はアシスタントを奴隷同然に低賃金過酷労働で使おうとする…。
サツバツとした世の中になっていきますね。
解決策は、一つ。
そういう出版社・編プロ・漫画家とは、お付き合いしないこと。
自分の利益だけを追求する輩とは話をしないこと。業界全体を考えていない人とは何も話すことはありません!と言うことだと思います。
みんなで力を合わせて暮しやすい社会を作っていきましょう。
最近ホントに思います。われわれ庶民が連携を持って、協力しあって社会を作る。これを意識していかないと、どんどん暮しにくい世の中になっていきます。政府や大企業に任せていては、どんどん地獄の一丁目のような社会になっていきます。だってそりゃ当然ですよ。上の人間は下の人間を利用することしか考えてないんですから。いや正確に言うと、上の人間の意志なんて関係ないのです。上の人間は、巨大な組織・企業の意思に動かされているだけなんです。われわれは横の連携をとって、それに対抗していかなければならないのだと強く思います。
団結せよ!…って、なんか思想家みたいなこと言ってますね。
ひょっとして僕の考えてることと、昔の誰かが言ってることって、かぶってます?今度、本やネットで勉強しときます。
■関連リンク
『(株)小学館を提訴。 』/雷句誠の今日のこころ。
「思うこと。」/まゆたんブログ(新條まゆブログ)
| Trackback ( 0 )
|
|
(警備員もやったことある・・)
近くの工場で携帯電話の組み立てをやりました。
ちょうど阪神淡路大震災の時でしたか。
給料は当時は良かったみたいですね。
日給12,000円で、正社員の人がビックリしてました。(笑
それよりもやはり派遣の人にはいい加減な人が多かったですね~。
当時はまだ「フリーター」なんて言葉もありましたが、
殴り書きされた履歴書を見てガクゼン。
やはり派遣以外に職を転々とする人ばかりで。
やりたいことはないのかな~と私は思ったものでしたが。
漫画家は出版社や編集に依存しなければならない限り、
関係を切るのはよほどの覚悟が必要でしょう。
漫画家が団結して組合を作るのも無理でしょうね。
なぜなら規則を破るやつが必ず出てくるからです。
漫画の世界を芸能界と同じに見ればわかりやすいと思います。
流行るのが文化なら、すたれるのも文化。
マイペースで行きましょ。
成功の秘訣だと思っています。
自分さえ儲かればいい・・という考え方では、
最終的には失敗すると思います。
たまに例外はあるかも知れませんが・・。
やっぱり昔は良かったんですね~。
賃金も労働環境も昔は良かったんでしょうか。
なんか…労働者をここまで過酷な条件で使うのは
やり過ぎである、という考えが無くなっているというか…
たがが外れた感じですね。
「そんな事考えてたらビジネスにならない!」
という考えが横行してるんでしょうかね~?
一体いつから?
若くてパワフルなビジネスマンがメディアにも登場して、
世間から羨望のまなざしで見られるようになってからでしょうか?
日本は、資本主義に潰されるのではないか…
そんな危機感を感じてます。
>架空さん
確かに、僕もそう思います。
僕も、人を喜ばせるように仕事したいと思います。
依頼してきた人に喜んでもらえるように、
マンガを読んだ人が、少しでも楽しんでもらえるように。
>eRHYTHMIXさん
それができたらいいですね~。
僕も、締め切りがなくてもコンスタントに漫画を上げられたら、ちょっと近くなると思うんですが、
自分主導で動いてお金を作る人って、偉いですね~。
そういう人、尊敬します。