さいきんの流星光
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漫画家にもいろんな方がいます。
描くのがものすごく早い人、一つの作品にじっくり時間をかけ、ていねいに作品を作っていく人、いろいろです。

早い人の代表っつーか、僕も本格的にはよく知りませんが、手塚治虫さんや石ノ森章太郎さんなんかがそうだと思います。特に手塚さんは、忙しい中、思いついたアイディアをことごとく作品化なさっているように見えます。思いついた先から原稿に下描き入れていく感じがします。以前、NHKの番組で、手塚治虫さんの仕事場を映したのを観ましたが、やっぱり速そうです。「アイディア」からすぐ「原稿へコマを割って下描き」というくらい早いです。結局、手塚さんが亡くなって作品化できなかったページなんて、いきなり原稿にネームですからね。どんどん作っていってます。まさに人生の締め切りが迫っていたのか、非常に効率的な作品作りです。

僕は、ダメです。ぐずぐずしてしまいます。アイディアからキャラ設定。文字でシーンを順番に並べて悩んだり、思いついたシーンを描いてみたり…。それでやっとネームに移り、原稿へ絵を入れる段階になります。その間どのくらい時間かかるだろ。下手したら締め切りが無い場合、数ヶ月とかかかる事だってあります。

完全に、一気に作品に近づくのを恐れてます。躊躇しているというか…。もっとブログを書くように一気に作品化!といかないものか、いつも悩んでいます。

僕も、手塚さんのように、「アイディア」→「ネーム」と進めたら、今までどれだけの作品が世にでいたことか…。まあ、全部ボツだったかも知れませんが。少なくともかなり持ち込みできてたと思います。

「いつか出来るだろう」「のんびりやろう」という事が、いかに危険なことかがわかります。時間は確実に有限です。無駄な時間は1秒もないと自分に言い聞かせながら生活しないとダメですね。




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