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これは、僕が住んでいる東京都杉並区の図書館のお話。
でも、日本全国、だれでも利用できるようになっているのは同じだと思います。
お住まいの図書館のシステムをお調べになって、ご利用していただけたら、と思います。
杉並区 図書館
僕は昔、ひと月に、漫画6ページの連載しかなくて月収6万円で生活していた頃、よく図書館のお世話になっていました。
月収6万円ですから、もう、ほとんど食料品しか買うものがありません。
その頃は確か…、お酒もまったく飲んでなかったと思います。
いや、飲んでたかな? ニッカウィスキーの2Lとか、4Lのペットボトル買ってきて、家で小瓶に移し換えて、ちびちび飲んでたのかも知れません。
もう忘れましたね。すいません。(^□^;)
とにかく書店で本を買うなんて論外。立ち読みうするくらいが関の山でした。
そこで、図書館ですね。選択肢は他に、ありませんでした。
■最大の書店
図書館は、とにかく本がたくさんあります。
蔵書の量で言うと、都内の大型書店なんかとは比べモノにならないくらい大量の本が並んでいます。
まさに都内最大の書店。
ただ、新刊はほとんどありません。
それさえ気にしなければ、図書館ほど便利な施設はありません。
■新品の必要ある?
しかし、僕は思うのです。
「新刊の必要ある?」
確かに、図書館で借りた本には、汚れ防止のために透明なカバーが貼りつけられています。確か、高校の図書係の人たちが「ブッカー」と呼んでいましたっけ。それが、あの透明シールの呼び名なのでしょうか。
それに、ページを開くと、やはり中古。使用感は、否めません。
細かい汚れや、折り目もついています。中にはエンピツで傍線が引かれている本とか、「ここ重要!」とかいうメモが書かれている本もあります。
そこまで行くと、笑ってしまいますが。
スピンがついている場合でも、先端の方がちぎられて、少し短くなったりもしています。
犯人は、どこかのお宅で買われている猫ちゃんの可能性大。うちにも二匹猫がいるので、よおくわかります。
猫は、人間が読んでいる本の裏側でゆらゆら揺れるスピンが大好きなのです。
そんな汚れさえ 、本の個性や表情として認識できれば、そんなには気になりません。
■予約機能
図書館の予約を使わないのは、人生の大きな損失です。
図書館のホームページで、読みたい本を検索して、見つけて予約するのです。
予約している人がいなければ、ほぼ翌日には、最寄の図書館までとどけてくれます。
その地域の図書館の蔵書の中から、という制約はありますが、例えば僕なら杉並区図書館の蔵書の中から、読みたい本を探しで予約すると、翌日には、家から一番近い図書館まで、届けておいてくれるのです。
あとは、天気のいい日に、ふら~と取りに行くだけ。
実は僕の場合「読みたい!」と思う本は、小説でも、実用書でも、新刊じゃない事がほとんどなんです。
なので、この予約制度をぞんぶんに活用させてもらってます。
■期限が過ぎても、また借りればいい
図書館には、約2週間の貸し出し期間があります。それがわずらわしいと思う方も多いかも知れません。
でもね。
期限が過ぎても、怒られることはないし、期限までに読み切れなかったら、いったん返して、また借りればいいのです。
それも面倒なら、貸出期間の延長、というサービスもあります。
これも、杉並区の図書館にあるサービス。
みなさんがお住まいの地域にもあるかもなので、調べてみてはいかがでしょう。
■借りパクは損なので、やめましょう
僕は、若いころ、
「欲しい本があったら、図書館で借りて、そのままパクってしまえばいいじゃん!」
と思ってました。
バカでした。
僕が、それやったのは、東京都立川市の図書館でした。
アイディアの出し方に関して本だったかな。
借りて、そのまま返却の督促を無視して自分の物にしてしまいました。確信犯です。
いま考えたら、大きな損をしていました。
その本は、パクることができましたが、僕はそれ以降、図書館に行くことも、図書館で本を借りることも出来なくなりました。
うしろめたい気持ちもあったし、図書館に行ったら、借りパクしたのがばれてしまうとう恐怖から、図書館に入ることすらできなくなってしまいました。
なんという大損。 こんなふうに、図書館を一切利用できなくなるような事は、しない方がいいです。
音楽CDも、映画のDVDも、たくさんあります。
たくさんかどうかは、自治体によってちがいはあると思いますが、
これも書籍と同じく無料で借りることができると思います。
■国会図書館の最終ダンジョン感
国会の近くにある国会図書館は、全国の図書館の総本山ともいえる施設です。
日本で出版される書籍は、すべて所蔵しているのです。
僕もいちど、人に頼まれて数時間かけて、本を探したことがありました。
その時は、「週刊ヤングサンデー」という雑誌の、ある記事を探して、過去に出版されたヤングサンデーの中から延々と探しました。
国会図書館は、公式サイトを見ていただけるとわかりますが、自分で書棚を回って、自分の目で本を探すなんて出来ません。
パソコンみたいな端末で、閲覧を申し込むと、従業員の人が、書庫から探してきてくれます。
準備ができると電光掲示板に自分の数字がひかります。そこで初めて資料を目にすることができるのです。
国会図書館に入館するときは、荷物持ち込み禁止。全部、コインロッカーにあずけます。
出る時も、書籍の持ち出しは禁止。
とにかく厳重なのです。
一度行ってみると面白いですよ。
国立国会図書館
■まとめ
とにかく図書館は便利。
行政サービスの中で、一番利用すべきなサービスだと思います。
日本の誇るべきシステムです。
貧乏時代だけではなく、これからも利用していきたいと思います。
図書館のイメージが変わります!全国のオシャレで素敵な図書館めぐり
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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>
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