さいきんの流星光
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三部作の、二番目の作品、読み終わりました。

漱石の小説は、読むのに時間かかります。

一冊読み終えるたびに、打ち上げでもやりたい気分になります。

それくらい長い。

大変。

学校を出ても、ろくに仕事にも就かず、

毎月、裕福な親や兄から生活費を受け取りながら生きる三十男・代助を主人公にした話です。

そう。

ニートです。

時代は、明治時代なのでしょうか。

代助の住む家もそうなのですが、代助の親の家や、お金に困窮している代助の友人の家にまでも、

小間使いや、下女、書生なる者がいて、

主人の身の回りの世話などをする事を仕事としています。

当時としては、当たり前だったのでしょうか。

不思議に映りました。


代助は、社会の矛盾に頭を悩ませながら、表面的には超ニートで、

毎日まいにちろくでもない生き方をしながら歳ばかり重ねていきます。


『三四郎』の終わり方も、そうだったけど、

物語の終わり、のようには形式上なってません。

いきなり終わる。

そんな感じ。

漱石とは、そんな作家なのでしょうか。



思えば、購読している朝日新聞にて『門』の連載が急に始まったことに始まりました。

『門』が、三部作の完結編だと知り、

ならば、最初から読むべきではないか、と考えるようになり、

『三四郎』から読み始めました。

ついに、『門』までたどり着いた訳です。

先に出発していた登山隊を長いこと追いかけて、

ようやくその最後尾が見えてきた気持ちがします。



次は、現代風のものを一冊挟んでから、

三部作の完結編『門』へと這入っていきましょう。



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