さいきんの流星光
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流星光(ながれぼしひかる)元漫画家。現在デジタル漫画アシスタント。代表作「デカラッパ」(ヤンマガKC)。趣味:草野球、読書。/Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です
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「龍馬暗殺の真実」まだ下描きに苦戦しております
マンガについて
/
2006年11月26日 03時44分00秒
本当に絵を描くのが遅くなってイヤになる。
ちょっとリアルに描いてるといっても一日下描き最高4枚ってぇのは遅すぎる!
何で遅いかって言うと、同じ絵を2回描いてるから。
一度、原稿用紙とは別のコピー用紙に下描きして、そのあとトレース台に乗っけて原稿用紙に写す。
もう、これしか出来なくなってしまった感じがあるな…。
どうしようかな。
↓コピー用紙に描いた下描きと原稿用紙に描いた下描き。
まったく関係ないけど、まなかなの写真集出ないかな。
■流星光Twitter
コメント (
6
)
|
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文化レベルが...
目覚めたらま...
»
コメント
Unknown
(
デカイチ
)
2006-11-26 18:40:54
試行錯誤の末、私がたどり着いた描き方、流星先生がはたして参考になるかどうか.....。
まず、原稿用紙に鉛筆でコマだけ割ります。この時吹き出しを描くか描かないかは自由です。
それをB4サイズのコピー用紙にコピーします。それから、そのコピーしたコマ割りの上に鉛筆で下描きをします。
このとき別のコピー用紙であたりをとりながらデッサンします。たいがい透かしながらコマに絵をあてはめて、コマに対して大きい場合は縮小、小さい場合は拡大コピーをしつつレイアウトをします。
よくコマに対して人物の入れ方が小さくおとなしくなりすぎる方が居ますが、それはコマの空間に直接描こうとするからです。別の紙に描けば、難しいカッティングも思いのままです。
下描きが終わったら、そのコピー用紙を元の原稿用紙の裏にはりつけ、トレース台で透かしながら直接ペン入れしてしまいます。
このやり方の利点は、面倒な消しゴム掛けがなくなること。消しゴム掛けは意外と面倒で、幾ら消しても消し残しがあったりしてイライラします。手油もつかず原稿用紙を傷めません。
もう一つは私は絵に感情を込めようとすると、おのずと室圧が強くなるために下描きの線が濃く太く、直接原稿用紙に下描きしていた時は、消しゴムで消した後,ペンの線がすかすかで、ありゃ?と思い、線を描きたす事がしばしばでした。これがまた面倒。
そうは思っても、下描きは強い筆圧でブリブリ描きたいものですよね。
このやり方だと、下描きの上を直接なぞるわけではないので、描きながら線の太さを確かめる事が出来るために、消しゴムで消した後の二度描きの手間がはぶけるわけです。
欠点は少々目が疲れる事。でもすぐ慣れました。(笑)
私はこの方法で随分作画が早くなりました。もう十年以上この方法で週刊連載を続けております。
参考になります!
(
流星光
)
2006-11-26 19:01:39
ありがとうございます!
大変、参考になりました。
でもトレース台で直接ペン入れですか~。
以前、僕もネームを拡大コピーして、
それやった事があるんですけど(時間がなくて)
なんか…下描きの線が太くて見えづらいというか
ペン入れした絵を見直してみると、
微妙に表情がおかしかったりして、
「あ~、この方法はヤバイな…」
と思った事があったんですけど。
やっぱり慣れですかね~?
Unknown
(
敬
)
2006-11-27 11:12:51
おっ?龍馬が暗殺されるシーンですな?
というか、これで最終回?イントロかな?
原稿下書きは1日10P以上が目標です、私。
絵コンテ段階でほとんどすべてのコマの中の絵を下書きのように
決めてしまいます。
絵コンテはのびのびと絵を描けるので、上手くいったやつは
トレスします。(絵コンテは原稿原寸)
直しが入ると大変だけど一発で決めるつもりでいつもやってます。
最近はそういう仕事がないだけで・・。(笑
お疲れさまです
(
流星光
)
2006-11-27 12:16:51
はい。
龍馬が暗殺されるシーンです。
この漫画は17ページの読みきり漫画なので…
最終回も何もないのです。
なるほど、絵コンテに絵を…
僕の場合は、ネームの締め切りが気になってしまって、とにかく早くFAXしなければ!と思って絵を描くので、テキトーに描いてしまいます。
でも、他の漫画家さんが言ってたんですが、
ネームに絵を入れると、絵の練習になるらしいですね。
僕もちょっと、それ、やってみます。
ネーム、原寸大。
Unknown
(
敬
)
2006-11-27 12:50:21
> ネームに絵を入れると、絵の練習になるらしいですね。
というか、ネームと絵は一緒、というのが私の信条。
ネームだけ先に決めると後で「ここにどういう絵を
入れようかなー」と悩んで、読んだときの流れが悪く
なるのでした。
「自分が読みたいように描く」が私の基本でして。
なるほど
(
流星光
)
2006-11-27 14:55:53
>ネームと絵は一緒、というのが私の信条。
なるほど。
自分が読みたいように描く…ですか。
確かに、僕はネーム作る時、描き手側の都合しか
考えてないかも知れません。
このページ数で収めるためには、このコマ割りで…とか。
これから、ちょっと意識してみます!
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まず、原稿用紙に鉛筆でコマだけ割ります。この時吹き出しを描くか描かないかは自由です。
それをB4サイズのコピー用紙にコピーします。それから、そのコピーしたコマ割りの上に鉛筆で下描きをします。
このとき別のコピー用紙であたりをとりながらデッサンします。たいがい透かしながらコマに絵をあてはめて、コマに対して大きい場合は縮小、小さい場合は拡大コピーをしつつレイアウトをします。
よくコマに対して人物の入れ方が小さくおとなしくなりすぎる方が居ますが、それはコマの空間に直接描こうとするからです。別の紙に描けば、難しいカッティングも思いのままです。
下描きが終わったら、そのコピー用紙を元の原稿用紙の裏にはりつけ、トレース台で透かしながら直接ペン入れしてしまいます。
このやり方の利点は、面倒な消しゴム掛けがなくなること。消しゴム掛けは意外と面倒で、幾ら消しても消し残しがあったりしてイライラします。手油もつかず原稿用紙を傷めません。
もう一つは私は絵に感情を込めようとすると、おのずと室圧が強くなるために下描きの線が濃く太く、直接原稿用紙に下描きしていた時は、消しゴムで消した後,ペンの線がすかすかで、ありゃ?と思い、線を描きたす事がしばしばでした。これがまた面倒。
そうは思っても、下描きは強い筆圧でブリブリ描きたいものですよね。
このやり方だと、下描きの上を直接なぞるわけではないので、描きながら線の太さを確かめる事が出来るために、消しゴムで消した後の二度描きの手間がはぶけるわけです。
欠点は少々目が疲れる事。でもすぐ慣れました。(笑)
私はこの方法で随分作画が早くなりました。もう十年以上この方法で週刊連載を続けております。
大変、参考になりました。
でもトレース台で直接ペン入れですか~。
以前、僕もネームを拡大コピーして、
それやった事があるんですけど(時間がなくて)
なんか…下描きの線が太くて見えづらいというか
ペン入れした絵を見直してみると、
微妙に表情がおかしかったりして、
「あ~、この方法はヤバイな…」
と思った事があったんですけど。
やっぱり慣れですかね~?
というか、これで最終回?イントロかな?
原稿下書きは1日10P以上が目標です、私。
絵コンテ段階でほとんどすべてのコマの中の絵を下書きのように
決めてしまいます。
絵コンテはのびのびと絵を描けるので、上手くいったやつは
トレスします。(絵コンテは原稿原寸)
直しが入ると大変だけど一発で決めるつもりでいつもやってます。
最近はそういう仕事がないだけで・・。(笑
龍馬が暗殺されるシーンです。
この漫画は17ページの読みきり漫画なので…
最終回も何もないのです。
なるほど、絵コンテに絵を…
僕の場合は、ネームの締め切りが気になってしまって、とにかく早くFAXしなければ!と思って絵を描くので、テキトーに描いてしまいます。
でも、他の漫画家さんが言ってたんですが、
ネームに絵を入れると、絵の練習になるらしいですね。
僕もちょっと、それ、やってみます。
ネーム、原寸大。
というか、ネームと絵は一緒、というのが私の信条。
ネームだけ先に決めると後で「ここにどういう絵を
入れようかなー」と悩んで、読んだときの流れが悪く
なるのでした。
「自分が読みたいように描く」が私の基本でして。
なるほど。
自分が読みたいように描く…ですか。
確かに、僕はネーム作る時、描き手側の都合しか
考えてないかも知れません。
このページ数で収めるためには、このコマ割りで…とか。
これから、ちょっと意識してみます!