吉祥寺サンロードの書店 ルーエにてジャケ買いした漫画。
けっこう読み応えのある漫画で、休み休み読み進めていったんだけど、
120ページくらい読んだところであらためて表紙を見ていて…
「え?
タイトル 『校閲部の九重さん』じゃないんだ!」
ってことに気づいて、
加えて、
この本が「第2巻」であるということにやっと気づいたのでした。
第2巻を第1巻だと思って120ページも読んでいたのか僕は!
と、軽いショックを受けました。
う~ん…いいんだけど…。
タイトルの文字 「くらべて、けみして」
確かにいちばん大きく書いてあるんだけど、
デザイン化しすぎていて頭の中で文字という認識がされてなかった…。
僕の脳みそが悪いのか…。
★ ★ ★
この本は、サブタイトルにあるように
大きな出版社の校閲部に働く人たちのお話です。
毎日どんなことを考えながら、何に気をつけながら仕事をしているのかがよくわかります。
誤字・脱字、意味が通らないなど、いわゆる「間違い」だけじゃなくて、
この表現は、どうなのか、差別にはあたらないのか、読者はどう感じるのか、
そんなことまで思いを巡らせていく校閲さん…。
世に作品を発表するという行為が、いかに責任ある行為かということをあらためて考えさせられました。
作者はもちろん考えているでしょう。
考えて考えて、つむいだストーリーを小説にしている。
そして編集者の目を通して、さらに、校閲さんの目を通してチェックが入り、
出版社として、責任を持って発表する。
考えてみたら恐ろしいですよね。
いまや、頭にポッと浮かんだとたんに世の中に発表できてしまう時代。
小説だって、漫画だって、同人誌という形で、
自分だけのチェックですぐ、発表できちゃう時代です。
いつになるかわからないけど、僕も同人誌を発表する時には気を引き締めなくてはと思いました。
チェック、ダブルチェックは当然中の当然ですね。
以上。
※ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
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ありがとうございました! <(_ _)>