さいきんの流星光
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さいきん僕は、朝散歩するようにしている。

散歩していると、たまに猫と出会う。

アメリカンショートヘアっぽい色をして
赤い首輪をつけているその猫は、
最初から人懐こくて、

僕が近づくと

「ニャー、ニャー」

と鳴いて近づいてきて、

お腹を見せてゴロンと地面に寝転がった。



初めて会ったのは産婦人科の裏手のあたりだったけど、

次に見たのは、産婦人科から100メートルほど離れたまったく違う家の前だった。


ゴロニャーなどと名前をつけて呼んでいたけど、

なかなかいい名前が思いつかない、と思ってた矢先、
とある犬の散歩者の女性が

「あ、ニャンコ先生だ!ニャンコ先生がいるよ」

と発言。

以来、ぼくもニャンコ先生と呼ぶようになった。



ところが今日、久しぶりに会ったニャンコ先生は、
また別の家の前で、その家の人に

「シマちゃん」

と呼ばれていた。

なるほど、ニャンコ先生もシマちゃんも、本当の名前じゃなかったんだな。

映画『耳をすませば』のムーンのようだ。


人って、知らない猫が妙にフレンドリーだったりすると、
自分だけがその猫と親しいのだと勘違いしてしまうもの。

だけど本当は、ニャンコ先生には先生の交友関係があって、
朝、ご近所をうろうろ歩き回りながら挨拶をかわしているのに違いない。

今日だって、「シマちゃん」と呼んでいたその人は、
ミニチュアダックスフンドの散歩から帰ってきたところだった。

僕がいなければ、シマちゃんは、その犬と少し遊ぶ予定だったのかもしれない。

邪魔をしてしまったかな。












長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました!

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