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田舎で暮らしたい。









ニコニコ生放送配信中に

「六本木ヒルズに住みたいとか思わないか」

と聴かれた。


※流星光ニコニコチャンネル

「まったく思わない」

と答えた。

僕は50歳を過ぎて、都会にまったく興味がなくなってしまった。



18歳の時に

都会に憧れて上京した若者は

50歳すぎるとこうなるんだな。


都会っていうか、

人がある程度たくさんいるのが

面倒くさいですよね。


人がたくさんいると

必ずルールができる。

そのルールが面倒くさいんだよな。


ルールなんて、ないのが一番いい。


ほんの少数人のアホが

みんなの迷惑かえりみず好き勝手やりやがるから

仕方なくルールが作られるのだ。




気がつくと

「人のいない場所に行きたい」

とぼんやり考えてることがある。


小さな移動式の家に住みたいとか。

全国をそういう小さな家の車で旅しながら

暮らしたいとか考えたりしてる。






考えてみたら

今の僕の仕事なら、それが出来るんだよな。

なんて恵まれた立場なんだと思います。

感謝しかありません。



「漫画アシスタントです」と名乗ってニコニコ生放送してると、

「その歳でアシスタントか」とか

「一生アシスタントのままだな」とか言われることがある。

漫画家を引退してアシやってるんだという

僕の経歴を知らない人が、いきなりニコ生見て、

いいオッサンが、漫画家のアシスタントなんてやってたら

誰もが持つ感想かも知れない。

でもね。


こんないい仕事してる人、あんまりいませんよ。



毎日、出社せず在宅ワークができて、

労働時間も、10時～22時とほぼ決まってる。

僕の技術でもいいと言ってくれる漫画家の先生が数人いて、

毎月まいつき僕に依頼してくれる。

休みたい日があれば、依頼が来る前に

まず予定を自分で書き込んでしまうので、

好きな日に休みをとれる。



そして、日本じゅう、

いや、世界中どこにいても仕事ができる。



僕は、この仕事、

かなり最高だと思ってます。

この仕事の上があるとしたら…


ほとんど仕事せずに、どんどんお金が入ってくる仕事とか、

そういうのしかないんじゃないのかな。


配信中に、

「やっぱり夢は、漫画家として大成功することじゃないんですか？」

という質問もされた。


それは完全に違います。

思ってもいない。


漫画家は、人気商売です。

人気商売は、文字通り人気に左右される仕事なので、

仕事としては決して、お世辞にも

いい仕事とは言えません。

それに怖い怖い締め切りがある。



僕の、仕事に対する考え方っておかしい？

ずれてるのかな。



僕は、レールから外れた負け犬なのか？

リングから下りたルーザーなのだろうか。







長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました！

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