東京地方、雨。
大雨だなこりゃ。
明日の草野球の試合、中止になるかも知れないな…クソ。
仕事は遅れているし、イライラする。
何も考えないことだ。
何も考えずに、黙って手を動かす。
それだけだ。
何も見ない。
何も聴かない。
耳栓をして生活をする。
電話にも出ない。
何もしない。
ただ、手だけを動かす。
修行僧のように、ただ、決まったことだけをする。
その間、何も考えない。
意識を停止する。
究極の生活をする。
人間でなくなる。
人間でいては、何もできない。
人間から脱する。
それをしないと、仕事が出来ない。
何かをしようと思ったら、それをしなければ出来ない。
日常を背負ったまま、仕事はできない。
すべてを捨てて、すべてを犠牲にしないと、仕事はできない。
では、何のための仕事か…?
日常生活を送るための仕事ではないのか?
生活費を稼ぐための仕事なのではないのか?
その生活のために、日常生活を捨てる…。
本末転倒だ。
いや、漫画を描くという行為は、仕事などではない。
仕事で、漫画を描く人なんて、いるはずがない。
こんな仕事、あるはずがない。
漫画を描くのは、好きでやっているだけなのだ。
みんなたぶんそうだ。
いや、漫画を描くという仕事は、
漫画を描くということのみを「日常」にしなくては出来ないのだ。
漫画家は、日常的に漫画を描いている人のことだ。
当たり前のことだけど、いま気づいた。
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